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【事例あり】犬と快適に暮らす家作りのポイントを徹底解説

【事例あり】犬と快適に暮らす家作りのポイントを徹底解説
犬と暮らすための家を建てるなら「家族全員が快適に暮らせる間取りにしたい」と考える方は少なくありません。
犬によって性格や特性が異なるため、間取りを考える際は愛犬をよく理解した上で造ることが大切です。 今回は犬の特性、犬と暮らす家のポイントについて詳しく解説します。犬を飼っていない方も、注文住宅だからこそ叶えられるアイデアを紹介するので、ぜひお役立てください。

犬の好きなこと・嫌いなこと

【施工事例】share with..(埼玉県さいたま市)

犬は好き嫌いがはっきりとしている動物です。間取りのポイントを確認する前に、犬の好きなこと・嫌いなことをしっかり確認しておきましょう。  

犬の好きなこと

身体を動かすこと!

【施工事例】愛犬と暮らす開放感のある家(千葉県柏市)

犬は日々の散歩や飼い主とのボール遊びなど、基本的に身体を動かすことを好みます。身体を動かすと五感が刺激され、ストレス発散や気分転換につながります。さらには運動不足が解消されて肥満の防止にも効果的です。
間取りに余裕がある場合は、愛犬が家でも自由に身体を動かせるよう、犬用のプレイルームや庭にドッグランを作ることをおすすめします。

家に愛犬が運動できるスペースがあれば、天気や家族の予定などで毎日散歩に行けない場合でも、運動ができず愛犬がストレスをためることがありません。

 

安心して過ごせる狭いところ!

【施工事例】彩の家 -イロドリノイエ-(埼玉県川口市)

犬は暗くて狭いところを好む特性があります。体調不良や何か怖い出来事が起こったとき、犬は自分の落ち着く場所に逃げ込みます。
そのため愛犬がいつでもリラックスできるよう、愛犬だけのプライベートな場所を用意してあげることが大切です。例えばクレートや洞窟型のクッションなどが置けるスペースを確保した間取りを考えてみてください。

 

窓から外を眺めるのも好き!

【施工事例】ペットと暮らす大人モダンな家(埼玉県川越市)

  中には窓から外を眺めるのが好きな犬もいます。窓から見える景色や通りすがりの人を観察し、外の匂いや音に好奇心を示します。
愛犬が外を見るのにちょうど良い大きさ・高さの窓を設置するのもおすすめです。

 

犬の嫌いなこと

寂しがりやなので一人は苦手

犬の先祖は群れで生活していたため一人になるのが苦手な子が多いです。家族が集まるリビングなどに犬のスペースを設けると良いでしょう。
また愛犬がお留守番で一人になる場合のことを考えて、普段から適度な距離感で犬と接することも大切です。


 

汗をかかないので暑さが苦手

【施工事例】土間が暮らしを紡ぐ家(千葉県流山市)

  犬は人間のように汗をかいて体調管理ができないため、暑さが苦手です。犬の体温調節は主にパンティング(舌を出すことで熱を放出する)で行われますが、人間と比べると熱中症になりやすいです。

対策として家を高気密高断熱仕様にしたり、家の中に大理石やアルミマットなどの冷感グッズを設置したりしましょう。特に一人でお留守番をしている際の室内環境には気をつけましょう。

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犬と快適に暮らす間取りのポイント

せっかく家を建てるなら、愛犬が快適に過ごせる間取りにしたいと思う方が多いでしょう。ここからは犬と快適に暮らせる間取りのポイントを紹介します。
 

庭で遊べるドッグラン

【施工事例】愛犬と暮らす開放感のある家(千葉県柏市)

家の屋上やバルコニー、庭などに犬が自由に走り回れるスペースを設けるのがポイントです。自宅にドッグランを設置すると散歩とは違い、リードをせずに自由に遊ばせることができます。散歩に行けない日でも家にドッグランがあれば運動不足やストレスを解消できるので安心です。
ドッグランを作る場合は愛犬のケガを防ぐために、地面を天然芝・人工芝・ウッドチップなどにするのがおすすめです。また愛犬がドッグランで遊んでいる間に外に脱走しないように、丈夫で高さのある柵を用意しましょう。
この他愛犬が遊びたいときにいつでもドッグランに出られるよう、部屋からドッグランに行き来しやすいスロープなどを設置するなどの方法もあります。

 

動き回れる室内の回遊動線

【施工事例】彩の家 -イロドリノイエ-(埼玉県川口市)

  家の間取りの中にドッグランなどのスペースを設けるのが難しい場合は、室内で犬が走り回れる回遊動線を考えると良いでしょう。犬が遊んでいるときに行き止まりにならない間取りを考えます。家の中に愛犬用として大きなスペースをとるのが難しい場合でも、回遊動線を工夫することで運動不足の解消になります。
玄関からリビング、リビングから犬のベッドなど、間に障害物となるものがないように注意しながら計画してみてください。

 

リラックスできるプライベート空間

【施工事例】愛犬と暮らす開放感のある家(千葉県柏市)

家の間取りを考える際は、愛犬がリラックスできるプライベート空間を設けるのがおすすめです。しかしあまり敷地面積に余裕がない家では「人間のスペースを設けるので精一杯」というケースも少なくありません。
家にあまりスペースがとれない場合は階段下のスペースやスキップフロアなど、いわゆるデッドスペースと呼ばれる場所を利用するのも一つの方法です。犬は寂しがりやな性質を持っているので、家族の気配を感じながらも距離をとれるプライベート空間が理想です。
少し狭くて暗い場所が最適です。トイレもプライベートスペースの近くに設置しておくと愛犬は匂いで「自分の場所」と認識できます。

 

外を眺められる窓

【施工事例】share with..(埼玉県さいたま市)

家の一角に愛犬が外を眺められる窓を設置するのもポイントです。愛犬の目線に合った高さや位置に窓を取り付けることで外の景色を楽しんだり、家族のお見送り・お出迎えをしたりできます。少しだけ窓を開けられるようにすると外の空気を吸って気分転換にもなります。
ただし2階や3階など家の上層部に窓を取り付ける場合は、愛犬が落下しないよう注意しましょう。柵を取り付けるなどの安全対策が不可欠です。

 

散歩後の足の洗い場所

【施工事例】MOK-BOX(埼玉県さいたま市)

愛犬と快適に過ごせる間取りを作るなら、散歩後すぐに足が洗えるよう玄関のすぐ横に洗い場を設けると良いでしょう。愛犬が家に出入りする場所の近くに洗い場があると、水分の補充や水遊びにも使用できるので便利です。
家にドッグランがある場合は、そのスペースの近くに洗い場を作るのもおすすめです。ペット用にシャンプーやタオルを用意しておけばシャンプー台としても使用できます。

 

散歩も楽々!玄関土間収納

【施工事例】カリフォルニアスタイル(千葉県松戸市)

家の玄関に収納スペースを作ると、散歩の準備や片付けが楽になるのでおすすめです。
愛犬と一緒に外に出るときに飼い主は散歩に必要な首輪やリード、ペットカートを用意しなければなりません。そのため可能であれば玄関スペースを少し広めにとり、玄関土間収納を設けると良いでしょう。
散歩に必要な用品を収納しておけば、靴を履いてスムーズに外に出ることができます。家の中にものを持ち込まずにすむため、家が汚れることを防止できます。

 

犬にとって気持ちの良い土間スペース

【施工事例】)土間が暮らしを紡ぐ家(千葉県流山市)

  少し間取りに余裕がある場合は、愛犬が気持ちよく過ごせる土間スペースを作ってあげると良いでしょう。土間は床板の貼られた部屋の中と比べると土・泥汚れが落としやすいため、犬の世話がしやすいメリットがあります。また土間スペースの床材はひんやりしているため、夏場でも愛犬が気持ちよく過ごせます。
ウッドデッキや庭など部屋をつなぐ空間に土間を作るのがポイントです。少し太陽が当たる場所もあれば日向ぼっこにも最適な場所になります。
なるべく土間に滑りにくい床材などを用いるなどの工夫をすれば、安心して愛犬を遊ばせることができます。愛犬にとって気持ちの良い土間スペースとなるよう、工夫してみましょう。

 

大切な愛犬を危険から守るためには

【施工事例】犬と猫と住まう家(東京都)

犬が安全に暮らせるよう配慮して間取りを決めることが大切です。ここからは愛犬を危険から守るためのポイントを紹介します。
 

滑りにくい床を選ぶ

犬は家の中をたくさん歩いたり走ったりする動物です。普通のフローリングではなく滑りにくい床を選ぶことが大切です。
床材によっては犬が歩いている途中に足を滑らせてしまい、足腰に負担がかかり最悪の場合にはケガをする恐れもあります。
愛犬がよく動き回る場所にはコルク生地のマットを貼る、滑り止め加工がされたフローリングを選ぶなどのひと工夫で愛犬が安心して過ごせます。床材に工夫をすれば愛犬のケガ予防だけでなく、爪などのキズも防げるので一石二鳥です。

 

飛び出さない、入らないためのペットフェンスの設置

浴室や玄関など愛犬が飛び出したり入ったりすると危険な場所には、入れないようにペットフェンスを設置しましょう。愛犬の年齢や運動能力を踏まえて、どの場所にペットフェンスが必要か考えて設置する必要があります。
また浴室は事故を防ぐためにも、愛犬が開けられないような内開きや引き戸のドアにするのが理想的です。ドアのタイプや形にも配慮すると良いでしょう。

愛犬が口にしてはいけない植物は植えない

犬と一緒に生活をする場合は、犬が口にしてはならない植物の配置場所に気をつけましょう。例えば水仙・チューリップ・スズラン・ジャスミンなどは、口にすることで炎症を起こしたり最悪の場合には命に関わる大事になったりする危険性があります。
部屋に観葉植物を置いたり、庭でガーデニングをしたりする場合は、くれぐれも愛犬が食べてしまわないよう高さのある場所に置くなどの工夫が必要不可欠です。

 

犬と暮らす家の実例3例

近頃はさまざまな住宅企業が犬と快適に暮らすための家を提供しています。ここからは、犬と暮らす家の3つの実例を紹介します。  

ワンちゃんコーナーを設けた「愛犬と暮らす開放感のある家」

【施工事例】愛犬と暮らす開放感のある家(千葉県柏市)

「愛犬と暮らす開放感の家」をテーマにしているこの住宅は、キッチンをメインに内装やインテリア、家の雰囲気を合わせて造られているのが特徴です。家全体の統一感と、あえてシンプルに造られている飽きのこないこだわりのデザインとなっています。大きな窓で開放的なリビングからウッドデッキへフラットにつながっており、室内外がワンフロアになっているのも大きな魅力です。
全ての階にペットコーナーを設けており、愛犬にとってストレスフリーな環境が整っています。

愛犬と人とが健やかに暮らすための工夫「share with..」

【施工事例】share with..(埼玉県さいたま市)

人とペットとの暮らしを分ける部分と共有する部分を明確にしている「shere with..」の住宅は、愛犬との快適な距離感を目指してデザインされています。生活する人やペットの目線や高さを計算し両者が安全に暮らせるように造られているのが特徴です。
明るく広々とした空間の中に、人とペットが共有する部分としない部分を壁で仕切っています。無駄のないインテリアの配置や床の高さの工夫が人間もペットも安心して過ごせる秘訣です。

家族みんながリラックスして過ごせる「犬と猫と住まう家」

【施工事例】犬と猫と住まう家(東京都)

人が2人と犬1匹・猫3匹が暮らす「犬と猫と住まう家」は、ペットの日頃の行動や習慣を理解した上で設計された住宅です。 トイレの配置や開口などを動物たちが使いやすいように配慮し、ストレスフリーな環境を造りあげています。壁から天井にかけてキャットウォーク、犬が走り回れるウッドデッキなどお散歩に行けなくてもペットが運動不足になる心配はありません。 石目柄のコンクリートと木の温もりを感じられるインテリアがレトロで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。 愛犬と暮らす家

犬と暮らす家を検討中ならポウハウスへお問い合わせください!

【施工事例】グレイッシュ・モダンハウス(埼玉県さいたま市)

今回は家族である大切な愛犬と快適に暮らすための住宅を検討中の方に向けて、間取りのアイデアやポイントについて解説しました。愛犬が住む家を考えるときは人間と愛犬との程よい距離感、家の中でもストレスフリーに運動ができる場所を作ってあげることが大切です。
飼い主が心の余裕を持って愛犬と生活するためにも、本記事を参考にお役立ていただけると幸いです。
愛犬と暮らす家を具体的に考えていきたい、という方はぜひお気軽にポウハウスへお問い合わせください。

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