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子ども部屋はいつから?レイアウトを考えるポイントや実例を紹介

子ども部屋はいつから?レイアウトを考えるポイントや実例を紹介

「子ども部屋を与えるタイミングは早い方がいいのか、それともある程度大きくなってからの方がいいのか?」と迷うご家庭は多いようです。同じ年ごろの子どもを持つ知人が「子ども部屋を作った」と聞いて焦って子ども部屋を用意した、というエピソードも散見され、事前に知っておけばよかったと後悔している方も多いのではないでしょうか。

本記事ではいつから子ども部屋を作るべきかを、子ども部屋を作るメリット・デメリットとともにお伝えします。注意すべき点やレイアウト案も紹介しますので、子ども部屋について気になっている方は、ぜひチェックしてください。

この記事でわかること
  • 子ども部屋を考えるべき時期と必要性について
  • 設計する際に気を付けたい注意点
  • 子ども部屋の広さ別のレイアウト例
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子ども部屋はいつから準備が必要か?

子ども部屋事例

子ども部屋をいつから与えるかについて、決まった基準や正解はありません。そのため、子どもの性格や将来を考え、子ども部屋をつくるタイミングを決めているご家庭が多いようです。例えば、「子どもが自分の身の回りの管理をできるように」「一人で眠れるように」「勉強に集中できるように」など、子どもが自分で日常生活を整えられるようにトレーニングさせたいなど、考え方やタイミングはさまざまです。

子ども部屋を与えるメリットは?

子ども部屋事例

子ども部屋を与える年齢に決まりはないため、子ども部屋を与えるメリットとデメリットを比較して検討してみてはいかがでしょうか。まずはメリットからご紹介します。

子どもの自立心を高める

アメリカなどでは、子どもが生まれたと同時に子ども部屋を用意するカルチャーがあります。添い寝をする文化もなく、住宅事情的に子ども用の部屋を用意するゆとりがあることも一因でしょう。物理的に親と子どもが距離を取ることで、子どもの自立心を育てる効果があるとも言われています。

リビングが散らかりにくくなる

子どものおもちゃなどをリビングに置いておくと、散らかりやすくなる上に、生活感も出てしまいがちです。子どもの物を子ども部屋に収納すれば、リビングにおもちゃなどが散乱するのを防げます。子どもが大きくなり、学用品やおもちゃ、雑貨などが増えてきたタイミングで、子ども部屋を与えることを考えたという親も多いです。

子どものプライベートを大切にできる

自立心の強い子どもほど、親に干渉されない空間を求める傾向にあります。小学生のうちからそのような傾向にある子どももいれば、中学生ぐらいになってからと時期はさまざまです。一人の空間がほしいと思うのは、大人も同じです。子どものプライベートも尊重してあげるために、子ども部屋が大切な役割を果たします。

子ども部屋を与えるデメリットは?

子ども部屋事例

続いて、子ども部屋のデメリットについても解説します。

親の目が届きにくい

子ども部屋を作ることをためらう親の中には、この点を気にしている方も多いでしょう。実際、子どもが部屋で一人になって、何をしているかは管理がしづらくなります。きちんと宿題をしているのか、ゲームをしたり動画を見たりしてばかりではないかと、心配になってしまいがちです。特に昨今では、オンラインで広がる交友関係や情報収集についての見守り・管理が、親にとって重要な子育てのテーマとなっています。

掃除が大変になる

人が使う部屋が増えると同時に、掃除場所も増えることになります。ましてや、子ども部屋ともなれば、場合によっては掃除の手間が非常に大きくなってしまうでしょう。キレイ好きで、身の回りをしっかりと管理できる子どももいれば、そうではない子どももいます。ルールを決めるなどして、子ども自身が部屋をキレイに保てるように工夫が必要となるでしょう。

部屋に引きこもってしまう

自立心が強い、プライベートな空間を好む子どもほど、自室で過ごす時間が多くなる傾向にあります。家族とのコミュニケーションが希薄になると、子どもの変化に気付きにくくなりがちです。親としては、子どもの様子がいつも違うことや、悩みがあるのではないかと気付いてあげたいものですが、それができない可能性もあります。

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子ども部屋を準備する時の注意点したい3つのポイント

子ども部屋事例 【施工事例】暮らしやすさを考え収納も充実

部屋の扉には鍵を付けないようにする

子ども部屋に鍵をかけてしまうと、子どもと親とのコミュニケーションがより取りづらくなってしまう傾向があります。また何かあったときに子どもを助けられず危険な状況に陥ってしまう可能性も否めません。子どものプライバシーは尊重しつつも、部屋の鍵は付けない方が良いでしょう

リビングに近い部屋にする

子ども部屋事例

学校から家に帰ってきたかどうかも分からないような場所に子ども部屋を作るのは、おすすめできません。できればリビングを通らなければ自分の部屋に入れないような間取りにしましょう。そうすれば「ただいま」「おかえり」など最低限のコミュニケーションは取れるはずです。

リビングに近い部屋を子ども部屋にする場合は、リビングにいる家族がテレビの音量を上げすぎないようにしたり、大きな声で騒ぎすぎたりして、子ども部屋での勉強を邪魔するようなことがないよう注意しましょう。

約束事を決めておく

目の届きにくい子ども部屋では、ルールがなければ子どもが何でも好きなようにできてしまいます。年齢にもよりますが、まずは自分の身の回りのことに責任を持つことを教えていきましょう。そのためにも、以下のような約束ごとを決めてみるのも良い方法です。

・週末には必ずごみ箱の中身を空にする
・スマホやタブレットの使用は1日1時間までにする
・電子機器の充電はリビングでする
・子ども部屋にテレビは置かない など

ルールは家庭ごとに、ライフスタイルに合わせて決めましょう。子どもが自分の部屋に責任を持つと同時に、自室に引きこもらない工夫をしてみてください。

子ども部屋のレイアウトを考える時におさえておきたい3つのポイント

子ども部屋事例 【施工事例】部屋の中央で揺れるハンモックに子供も大喜び

子ども部屋は広ければ良いというものでもなく、家具そのものや配置、部屋の形も重要です。子ども部屋のレイアウトを決める際のポイントは事前におさえておきましょう。

子どもの成長を見据えた家具選び

子ども部屋事例 【施工事例】インテリにこだわった子ども部屋

子どもが大きくなるにつれて、必要な家具のサイズは変わります。大きなベッドやタンスが必要になり、ハンガーパイプの位置もだんだん高くしなければなりません。

子どもの成長とともに都度家具を買い替えていたのでは、出費がかさんでしまいます。そのため、子ども部屋を作るときには揃える家具について、よく検討しましょう。年齢によって変わる体の大きさや好みに合わせて、アレンジ・調整できる家具を選ぶのがおすすめです

子どもの部屋の広さよりも形に注目する

子ども部屋事例 【施工事例】天井高の制限を遊び心に変換した子供部屋

広さが同じでも、部屋の形によって設置できる家具に制限がかかってしまいます。ベッドや勉強机の他、タンスや収納ラック、本棚などの大きな家具を置きたいならば、壁面を多くとれる形の部屋を選ぶのがおすすめです。同じ6畳の部屋でも、正方形の部屋よりも長方形の部屋の方がより壁面を多く取れるので、家具を配置しやすくなります。

また、窓がある部屋ならば、家具で窓を潰さないように考えなければなりません。家具の高さを抑えたり、形を合わせたりする必要もあるでしょう。

家具のレイアウト配置を考える

子ども部屋事例

家具のレイアウトの仕方によって、確保できるスペースが決まります。ベッドと勉強机を対面に置けば、部屋の中央にI型のスペースができて、すっきりとして見えます。また、趣味に使えるスペースを広く取りたいならば、ベッドと勉強机をL字型に置くのがおすすめです。部屋の中央に空間ができるので、友達も呼びやすくなります。

また、ベッドの横にタンス、勉強机の横に本棚や収納ラックを置くなど、用途や動線を考えたレイアウトにすると作業がしやすくなるでしょう。

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子ども部屋の広さ別のレイアウト案

子ども部屋を作る際、部屋の広さによって置ける家具が変わり、部屋としての役割も変わります。続いては、広さ別のレイアウト案を紹介します。

3畳

子ども部屋事例 【施工事例】空間を有効活用した子ども部屋

3畳の部屋の場合、家具は最小限にして、ベッドかデスクのみを置くようにしましょう。子どものプレイスペースとして利用するのもおすすめです。2段ベッドをDIYでデコレーションして、遊び場として使うと子どものイマジネーションを広げてくれます。上下どちらかで眠り、どちらかを遊び場にもできます。壁面収納を使うなど、限られたスペースを有効活用しましょう。

4畳

子ども部屋事例 【実例を見に行く】3.7帖の子供部屋

4畳の部屋の場合、ベッドと簡単な収納だけを置いて勉強はリビングで、反対に勉強机を置いて寝るときは家族と一緒、など家庭ごとのライフスタイルに合わせてベッドもしくは机を選んで置きましょう。

なお、狭い部屋を活用するときには、背の低い家具を置くのがおすすめです。それによって圧迫感が少なくなり、部屋が広く感じられます。また作り付けの収納スペースがあるならば、扉を取り払ってデスクを置く場所として活用するなどのアイデアもあります。

5畳

子ども部屋事例 【施工事例】木質感が温かい雰囲気を醸し出す子ども部屋

部屋の広さが5畳ほどあると、部屋の形によってはベッドと机を両方置けるようになります。しかし壁面の少ない部屋の場合には、ロフトベッドや2段ベッドを取り入れるなどの工夫が必要でしょう。

年齢によって使い方が変わるのが子ども部屋です。床面にスペースを残し、小さいうちは床に座って遊び、中高生ぐらいになったら床に小さいクッションと小テーブルを置くとくつろぎの空間を作れます。

6畳

子ども部屋事例 【施工事例】オープンクローゼットを設えた子ども部屋

6畳の部屋の場合、1人部屋であれば、ベッドや勉強机、本棚やクローゼットなどが置ける広さです。ただし、部屋の形によってスペースを取りづらいならば、机は奥行きを浅めに、ベッドはシングルベッドにして下に引き出し収納が付いたものを選ぶのもおすすめです。扉を変えられるならば、引き戸にすると床面の有効活用につながります。

ポウハウスの子ども部屋の施工例

ここからは、注文住宅のポウハウスによる子ども部屋の施工事例をご紹介します。

子ども部屋を孤立させないレイアウト

子ども部屋事例

2階部分にLDKと夫婦それぞれの書斎、そして子ども部屋を作った戸建て住宅では、1階からの階段や各書斎にもドアがありません。

すべての空間がプライバシーを保てる場でありながらもつながっており、それぞれの存在を感じられる間取りとなっています。子ども部屋はロフトとつなげて開放感を演出しています。また将来仕切りを作ることもできるように、部屋の中央に梁を渡してあるのも特徴です。

■施工事例の詳細はこちら
プライベートがありつつ孤立させない「絆を育むつながりの家」

子どもの成長とともに対応できるレイアウト

子ども部屋事例

将来は自宅でカフェを開きたい、という希望を持った施主の家では、ダイニングは大きく窓が開けた明るい空間が特徴的です。

子ども部屋として使われている場所は自由に遊べるようにハンモックや室内用ジャングルジムや滑り台を置ける広々としてスペースを用意。その脇にはドアのない書斎があり、仕事をしながら子どもの様子をうかがうことも可能な仕様になっています。

将来部屋として仕切りを作ることも想定し、天井には梁を作っており、子どもの成長とともにレイアウトを意識したつくりとなっています。

■施工事例の詳細はこちら
子どもの成長を意識したレイアウト「いまどき二世帯、ときどきCafé」

遊び心×コミュニケーションを大切にしたレイアウト

子ども部屋事例

男の子3人兄弟のいる施主ご家族が住む家では、子ども部屋は横に3つ並べて、ロフトで空間をつなげています。また下階から子ども部屋に上がるための鉄棒、ボルダリング、ハシゴを取り付けており、さまざまなのぼり方ができる遊び心満載なつくりは、子どもたちは楽しみながら日常的に体を動かせる環境です

1階のダイニングキッチン、中2階のリビング、2階のマルチルームにかけて、スキップ空間と吹き抜けを活用して、家族がどこにいてもつながる家づくりを実現させています。

■施工事例の詳細はこちら
遊び心満載!子どもの楽しいを引き出す「田園風景を楽しむ つながりの家」

子ども部屋を検討中ならポウハウスへお問い合わせください!

子ども部屋事例

子ども部屋を作る時期は、家族が必要と思ったときが良いタイミングです。そのきっかけとして、家を建てるタイミングが選ばれていることも事実です。

注文住宅のポウハウスでは、数々のライフスタイルに合わせた子ども部屋の住宅を設計してきました。『和の心を継承し、暮らし方をデザインする。』をコンセプトに、大きくなるとともに心も身体も成長してゆくお子様とご家族にご納得いただける家づくりをご提案いたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。 2024創業55周年-体感すまいフェア 【体感すまいフェア開催中】WEB予約でギフトカード進呈!

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