寛ぎの邸宅
2018年度
グッドデザイン賞受賞実例
2018年度
グッドデザイン賞受賞実例
寛ぎの邸宅
デザイナー 畑 宏樹
ポラスグループは、2003年度より16年連続でグッドデザイン賞を受賞。
ポウハウスは昨年度に引き続き、実際にお客様が暮らすお家がグッドデザイン賞に選ばれました。
モデルハウスのように、
デザイナーがたくさんの人に「魅せる為」に設計するのではなく、
お客様の要望を取り入れ、お客様の暮らしを想いながら、お客様と一緒に作り上げた「実邸」でのグッドデザイン賞の受賞。
これからもお客様から心から満足いただけるように、住まいの価値を創造し続けていきます。
現代の住まいは都市化が進み、共働き世代の増加や仕事の効率化で生活習慣・価値観が変化したことにより住まいが生活の道具になっていないだろうか。
忙しい現代の暮らしの中に和の要素を取り込むことで、懐かしさ・癒しと美しさを追求し、五感を刺激する豊かな精神性と、生活文化を再発見出来る寛ぎが生まれるのではないか。

デザイナー 畑 宏樹
和の家の良さを知り尽くし、
暮らしやすさにこだわる
グッドデザイン賞受賞はポウハウスが提案したい『和の心』が認められと思い大変嬉しく思います。
今回受賞した物件は、和美庵を大変気に入っていただいたお客様で、私の提案も直ぐに受け入れていただきました。
契約時から何度もお客様と打合せを重ね、お客様と何度もプランを練り直し、材木屋に銘木を一緒に探しに行ったりして、お客様と一緒に創り上げられたお蔭で最後には一番落ち着く『寛ぎの邸宅』が完成しました。

おもてなし空間とプライベート空間を分け、ゲストにはゆっくり寛げるおもてなしだけでなく、書斎で仕事や趣味の自分時間を持てるように住む人も心地よい寛ぎを感じるようにしました。
新しいモノにあふれかえっている時代に、日本の気候や風土にあった和の住まいを見直すことで、木や紙・土など自然素材に寄り添い、人にやさしい気取らない寛ぎを演出しました。
1階
2階
寛ぎの部屋
1階半地下収納

- 用途
- 住宅
- 階数
- 地上2階建
- 建物高さ
- 最高8,249mm、最高軒高6,374mm、天井高さ2,400mm
- 構造
- 木造軸組工法(ポラスオリジナル金物工法)
- 敷地面積
- 118.01㎡ 建築面積/60.54㎡
- 延床面積
- 113.02㎡(1階 57.13㎡ 2階 55.89㎡)
- 建蔽率
- 51.30%(許容60%)
- 用途地域
- 第一種住居
- 道路幅員
- 北 6.0m
- 外部仕上
- 大屋根:スレート葺、下屋:(弥屋)J型和瓦
外壁:既調合軽量モルタル下地 アイカ ジョリパッドα 吹付アートクリフ仕上
開口部:アルミ樹脂複合サッシ Low-e 複層ガラス(YKKap) - 内部仕上
- 床:玄関 大磯(2~3分)洗い出し 立上 大磯1分洗い出し、
居室 無垢フロア貼 プレイリー レッドパイン+自然塗装 t:15 壁PB+ビニールクロス貼
梁あらわし シナ合板+自然塗装

デザイナー 畑 宏樹
和の家の良さを知り尽くし、
暮らしやすさにこだわる
「グッドデザイン賞受賞はポウハウスが提案したい『和の心』が認められと思い大変嬉しく思います。今回受賞した物件は、和美庵を大変気に入っていただいたお客様で、私の提案も直ぐに受け入れていただきました。」
「契約時から何度もお客様と打合せを重ね、お客様と何度もプラン練り直し、材木屋に銘木を一緒に探しに行ったりして、お客様と一緒に創り上げられたお蔭で最後には一番落ち着く『寛ぎの邸宅』が完成しました。」

デザイナーになったきっかけは、
ポウハウスの和美庵
ポラスに入社後は6年間営業を経験し、設計に異動して約6年で現在に至る。
「大学では建築を学び、いざ就職活動で展示場周りをしていた際にポウハウスの和美庵に出会い、ビビッときたのを今でも覚えている。」
「古民家の移築等に興味はありましたが、新築でもここまで和の雰囲気が創れて、さらに和とモダンが融合した建物が創れるのであればここで働きたい想いで入社しました。その想いは今でも変わらず、自宅も和美庵で建築しました。

施主様にとって一番良いと思う
プランニングを提案するために
施主様が要望された事だけをカタチにするのではなく、”畑自身の想う施主様にとって一番良いと思うプランニングを提案すること”を大切にしている。
それは決して設計者のやりたい事だけをカタチにするのではなく、お客様のご要望・イメージしているモノを具現化してより動線良く、よりかっこ良く仕上げていく事である。
この仕事には、お客様の想像を超える提案、サプライズな仕掛けを提案できる楽しさがある。
また、提案したものがカタチになる楽しさ、施主様の喜びが直ぐに届く距離感が遣り甲斐である。
審査員評価
和の雰囲気を活かした素朴な住宅が実現されていて良い。
時に奇をてらったところも無く、どことなく懐かしさを感じさせる現代の住宅が実現されている点が評価された。
