腕の良い職人育成システム [Design&Quality大工制度]
腕の良い職人は自分たちで育てる決意職人の高齢化や職人不足が叫ばれる中、職人に対する処遇は、冷遇されてきた。若い職人の成り手は不足しており、ひとり立ちしても腕を磨き続ける環境は無く、日本の伝統的な木造軸組み工法の、建築技術・技能の継承は、危機的状況にある。 若い職人が自ら腕を磨く為には、身近な「憧れの存在」と、安全教育を含む「最新情報の更新」、万一の時の退職金などの「保証」、ステップアップしていく具体的な「ロードマップ」が不可欠である。腕を磨き続ける事で、指名料などの収入増加が可能な環境を構築し、職人の地位向上に寄与し、腕の良い職人集団を後世に残していく活動が「Design&Quality大工制度」である。