- 和モダン
- 階段にこだわる家
注文住宅を検討する方の中には、伝統的な和のデザインや要素を取り入れた「和風住宅」を希望する方も多いのではないでしょうか。
昔懐かしい雰囲気に落ち着きが感じらると選ばれる方も多いテイストです。
日本らしさを感じさせる要素は様々あります。「和風住宅」を実現するための要素としてどんな特徴があるか詳しく解説していきます。
埼玉・東京・千葉エリアで創業50年超!実績と豊富な知識で、注文住宅に関する情報を分かりやすく解説します。
ポウハウスとは
ポウハウスの施工事例一覧
内と外を曖昧に繋ぐ"縁側"
>>【施工事例】時節の行事を楽しむ家 縁側は家のへりに作られた板敷き状の通路部分で、古くからの日本の住宅に多く見られます。部屋の外側や外周部に作り付けられているため、内のような、外のような曖昧で心地良い空間を生み出します。
家にいながら緑や風といった自然を感じ、楽しむことが出来るのが大きな魅力です。
縁側にはいくつか種類があり、縁側が建具の外に作られているものは外縁や濡縁と呼ばれます。腰を掛ける程度の比較的幅の狭い物が多いです。対して、建具の内側に作られた縁側は内縁と呼ばれており、外縁に比べると広いものが多いです。側柱と入側柱の間を広く作り板を張って作った入側縁や広縁という種類の縁側もあります。
また、縁側は板の張り方によっても呼び方が決まっています。建物に対して垂直に板を張る方法で作られているものを切れ目縁と言います。これは、薄い板を作る技術がなかったころの古い日本住宅に多いです。対して、建物に対して平行に板を張る方法で作られているものをくれ縁と言います。薄い板を作ることが可能となってからは、平行に張りつけているものが多く比較的新しい住宅はくれ縁が多いです。
敷地や暮らし方を考慮して最適な縁側のスタイルを選びましょう。
素材によって印象が異なる"土間"
>>【施工事例】職人技が活かした「木と暮らす和モダン住宅」 土間は、室内に設けられた土足で歩ける空間のことを言います。古くは、収納場所や作業場所、かまどのある台所として、便利に活用できることから伝統的な日本家屋には土間が設けられてきました。現代の家づくりでも、収納スペースやコミュニケーション空間、趣味スペースといった自由な空間づくりができる場として土間は注目されています。
古来の日本家屋では、土を固めてつくった土間や、その上に仕上げを施した三和土(たたき)がよく見られましたが、現代の床面の仕上げの種類はさまざまです。素材によって空間の雰囲気や印象を大きく変わってくるため、どのの素材を使用するかしっかり検討する必要があります。
代表的な素材としてコンクリートやモルタル、タイル、天然石などがあげられます。さらにコンクリートの中でも、洗い出し仕上げや、刷毛引き仕上げといった仕上げ方法にも種類があり、同じ素材でも和風な印象やモダンな印象など醸し出す雰囲気が異なってくることも押さえておきましょう。
> 和風モダン住宅にあえて土間を取り入れる意味とメリット
機能性の高い"塗り壁"
漆喰や珪藻土で仕上げた塗り壁を用いることで、表面のざらつきが独特の味わいを感じさせ落ち着いた和の空間を演出することが出来ます。
そんな塗り壁は空間を演出するだけでなく、保湿・断熱・防露・調湿・遮音・脱臭などの様々な機能を持ち合わせています。
また、一般的には、消石灰と天然海藻から精製した糊、麻などのスサを練り合わせて材料を作ります。自然素材を材料として使用するため、人に優しい建築素材であるとされています。
様々なメリットの中でも特に、高温多湿な日本の気候の中で、湿気が多い時期には湿気を吸収することができ、乾燥する時期には湿気を放出する「調湿性能」は年中快適に保つことができると注目されています。
さらに高い吸湿性があることでダニの繁殖やカビの発生を抑制する効果も期待でき、有害な化学物質を吸収する性質があり空気を浄化したり、臭いに吸着して分解するたばこの匂いやペットの匂い、トイレの糞尿臭といった嫌な臭いも分解してくれる消臭効果も期待できます。
このように、自然素材を使用した塗り壁は人の体にも優しく住み心地の良いおしゃれな住宅を実現することができます。
からだに優しい"畳"
和風住宅で多く用いられている畳は、土壁と同様で吸湿性と放湿性に優れており過ごしやすい環境を整えてくれます。
藺草やわらで編んでいるため、たくさんの空気を含むことができ、高い断熱性と保温性を発揮します。これにより、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。
また、音を吸収してくれる防音効果や、藺草の香りによるリラックス効果も期待できます。
畳の持つ弾力性が歩行時の足への衝撃を吸収してくれたり、就寝時の体圧を分散させ背骨の曲がりを防ぐ効果があったりと、体に優しい素材と言われています。
さらに、表面の感触は足裏を適度に刺激し脳を活性化する効果もあるため、特に小さなお子様やお年寄りがいるご家族におすすめの素材といえます。
和の空間を演出する"障子"
障子も古くから日本の住宅で使用されてきました。
紙が破れてしまうデメリットがありますが、紙と木でできているため調湿効果と断熱効果が期待できます。
近年の住宅では、障子を取り入れることにより冷暖房の使用頻度を抑えることや結露を防ぐ効果もあります。
また、窓に取り付ける場合は直射日光を抑えることができ、優しい光を取り入れることができます。
光を拡散して部屋の照明を均一にしてくれることから優しい雰囲気になり、照明効率は上がるので控えめな照明でも明るく見せてくれます。
障子は取り入れ方によって空間づくりにも役立ちます。さまざまな素材との融合により醸し出す雰囲気を楽しむことが出来るでしょう。
伝統的な和の美学を極めた和風住宅3選
長い年月をかけて培われた、日本の家づくりの知恵と工夫。古来より受け継がれ、長い年月の中で研ぎ澄まされてきた日本の美。
住まう人の心地よい関係を紡ぐ「間」と、木や土、和紙といった自然素材や和の形・配色を生かした意匠を用いることで、安らぎに満ちた味わい深い空間が生まれます。
伝統とモダンの融合が織りなす、個性的でありながら懐かしい住まいの実例をご紹介します。
格子を活用した解放感×落ち着く空間を演出
■施工事例を詳しく見る>>> 日本の伝統美を感じさせる佇まい。素材選び、空間の使い方。
すべてにこだわった、いいものだけを集めたこだわりの和邸宅。
存在感のある造作のダイニングテーブルは、タブの木の一枚板を使用し、無垢フローリングと自然塗料で着色した梁、障子や大谷石など、ふんだんに使用した自然素材を体感できるLDKが魅力の住まい。
瓦葺きの下屋根が印象的な外観の事例
■施工事例を詳しく見る>>> 『Sophisticated』とは『洗練された』の意。高級感がありながらも重たすぎない色調で内外が整えられている。
造形美を感じる設えが随所に施され、見るものを魅了する和モダン邸宅。
個の空間を確保しつつコミュニケーションが生まれる設計
■施工事例を詳しく見る>>> 「おしゃれな家にしたい」という理由でスキップフロアを採用する人も少なくありません。他ではなかなか見られない立体的な構造は、流行に敏感な人に魅力を感じさせます。新居に友人を呼んだ際など、独特な空間を褒めてもらえることも多いのではないでしょうか。家の構造で個性を演出したい、とにかくおしゃれな家に住みたいという人には、スキップフロアを取り入れることをおすすめします。
和風住宅の実例豊富なポウハウス!
埼玉・東京・千葉の注文住宅「ポウハウス」では、日本特有の「引き算の文化」を取り入れ、「和の心の継承」を意識した家づくりを行っています。
もちろん、和風住宅・和モダン住宅の施工実例も豊富。
家を建てる地域の風土や気候に合わせた工夫を重視しながら、お客さま1人1人の要望を取り入れた設計を心がけています。
ポラスグループの最先端のテクノロジーを活用し、木造でも耐震性や耐火性に優れた住宅を提供しているのできっとご満足いただけるはずです。
設計が難しいスキップフロアをご希望の場合も、トップレベルの技術と経験を備えた設計士が家づくりをお手伝いさせていただくのでご安心ください。
和風住宅を検討している方は、一度ポウハウスへご相談してみてはいかがでしょうか。
>>【注文住宅 実例集】今すぐ無料ダウンロード
キッチンを中心としたゾーニングにより最適な家事動線を実現。
見え掛かりを利用した開放性を確保しつつ水回りへの視線に配慮し、開放感と使いやすさを併せ持たせました。
欄間・障子による開放性や視線の調整・採光・換気、程よく気配を感じさせる曖昧さ等、和の文化を継承しています。広縁を絡めたアウトドアリビングは、四季折々の行事を楽しみ、家族や友人が集う場に。
人との繋がりを愛しみ、育んでいく住まいをご体感ください。
≫展示場の詳細・ご予約はこちら
和の風合いと洋の洗練。住まう方の誇りを刺激します。
おもてなしの空間ともなる和室を配した住まい。
玄関ホールを土間とすることで、まるで“おうち旅館”と思わせる様な空間を演出しています。細部に渡ってこだわり抜いた設計が、住まう方にひときわの優越を与えます。
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