Greece House
玄関に一歩踏み入れると、爽やかでラグジュアリーな空間が広がる非日常感をもたらす邸宅。海外リゾートを彷彿させる洗練されたインテリアがホテルライクな贅沢なひと時を再現します。
素材や設備にもこだわり、日々のお手入れのしやすさにも配慮。家族も愛犬も快適に過ごせる空間をデザインとしています。
Data
- 所在地
- 敷地面積
- 243.28m²
- 延床面積
- 187.56m²
凛とした佇まいで魅了するホワイトの外観
夜を彩る美しいライティングの外観
2方道路に挟まれた敷地に建つ、道路との高低差を活かしてプライバシーを確保した邸宅。住まいの顔である玄関アプローチの階段側面にもタイル貼りを施し、特別感を演出しました。高低差のあるアプローチの場合、無機質な仕上がりになりがちですが、タイルの美しい質感で表情を添えています。
玄関に一歩踏み入れると、爽やかでラグジュアリーな空間が広がります。リビングの床は、淡くリラックス感のあるタイルをデザイン。外部のアプローチと素材を揃えて統一感を演出。インテリア性が高く、お掃除がしやすいのもタイルの魅力です。
LDKは、お施主様が当初よりご要望されていたペレットストーブを設置し、アンティーク調の家具がコーディネートされたリュクスな空間。ゆったりとした時間が流れ、海外リゾートのような雰囲気が漂います。また上部吹抜けや室内の高低差が空間に変化を生み出し、開放感と贅沢感をもたらしています。
リビングと段差で空間分けをしたプレイルームは、わんちゃんと過ごす憩いの空間。わんちゃんの毛が飛びにくくするために段差を設けています。天井にはハンモックチェア用のアイボルトや観葉植物を吊るすフックを仕掛けており、アウトドア好きのお施主様のさりげない遊び心を感じることができます。
キッチンの床には店舗用の丈夫なクッションフロアを使用し、お掃除のしやすさに配慮しました。また、床をダイニングから一段下げることで、視線の抜けやダイニングテーブルに座る家族と目線の高さが合うようにしています。
地中海のリゾート地を思わせるオーシャンブルーのタイルが目を惹くキッチン。ホワイト基調のシンプルな空間に、鮮やかなアクセントをもたらしています。シンク一体型の造作ダイニングテーブルは、白大理石のような高級感のある仕上がり。シンク下のキッチン扉もメラミン材で、細部まで色と質感を揃えました。
ラグジュアリーな造作ダイニングテーブルとペンダントライト
2階に寝転んだり、リラックスしたりと自由に寛げるサブリビングを設けました。やさしい色使いのインテリアや奥行きを演出する天井ルーバーが、やすらぎを与えくれます。リビングと繋がる吹抜けが上下の空間をやわらかく繋ぐ、家族みんなのリラックス空間です。
2階サブリビングからの眺め
網代竿縁天井を施した美しい意匠の和室
衣類やアウトドアの品々が一目瞭然で、取り出しやすく仕舞いやすいファミリークローゼットを計画しました。暮らしと共に変化していく収納物や収納量に合わせて臨機応変に対応するために、フレキシブルに使える有孔ボード+フックの組み合わせを施しました。
子ども部屋は、寝る・学ぶ・遊ぶ・仕舞うを凝縮した空間。ロフトや仕切り壁を設けて、各々のプライバシーにも配慮しています。お子様の個性と自主性を尊重し、空間の使い方や物の仕舞い方などを自由に工夫できる部屋となっています。
ファミリークローゼットの隣にサンルームを設け、洗う・干す・仕舞うの洗濯動線をコンパクトに。サニタリーもファミリークローゼットと隣接しているので、ワンフロアで洗濯物が片付く家事ラク動線を実現しています。
1階のホールに設けたシンプルな造作洗面台
タイルの色彩と質感がシンプルな空間を彩る、爽やかなサニタリー。造作洗面台は2ボール+パウダースペースを横並びに配置し、3人同時に朝の身支度ができる広さがあります。また水栓金具を壁付にすることで、水垢が付着しにくく、お掃除もしやすくなっています。
タイルの色彩が目を惹くおしゃれなトイレ
Designer
アメリカで培ったものは、文化の狭間から見えた家に対する価値観。
家という一番身近な環境が、どれほど人に影響を及ぼすかを考える。
「家は人を育てる器」だということ。