■この記事の監修
ポラスグループの注文住宅ブランド「ポウハウス」
グッドデザイン賞をはじめとした受賞歴のあるデザイナーが、あなたの家を描きます。業界日本一のプレカット工場で、高品質な住まいを木材から。設計事務所のような自由度と、住宅メーカーの安心感を提供します。
埼玉・東京・千葉エリアで創業50年超!実績と豊富な知識で、注文住宅に関する情報を分かりやすく解説します。
ポウハウスとは
ポウハウスの施工事例一覧
美しく機能的な和モダン住宅とは?
洋風の住宅が多い現代において最近、和風モダンの住宅が注目されています。和モダン住宅外観をみると、日本らしい雰囲気と欧米のスタイルがうまく調和しているイメージがあります。日本独自の伝統的な美しさを保ち、日本の良さがうまく組み込まれているけれど、欧米的で機能的な住宅は憧れの存在でもあります。
日本家屋は日本の気候、風土に合った作りになっていて、その地域独自の工夫が凝らされてきました。雪が多い地域では屋根から雪がなるべく下に落ちてくれるように屋根の傾斜がかなり急になっていますし、湿気が多い時期には湿気を放出し、乾燥する時には湿度を保つ木材が利用されているなど、様々に工夫が施されてきたのです。
障子、土壁、畳、そして石などを利用している住宅は優しさ、柔らかさを感じます。しかし、和風だけの住宅では現代、機能的に使いにくいとも言われています。生活様式が洋風に変わり、キッチンなども単独ではなくリビングダイニングキッチンといった、より機能的で家族が憩うことができる状態の方が生活しやすくなっているのです。
そんな洋風の機能的な部分と和風の建築様式をうまく組み合わせて作られている和風モダン住宅外観は、非常にオシャレでほかにはない魅力を持っています。和モダン住宅外観を見ると日本家屋らしい雰囲気を持っていて、でも一歩室内に入ると和のイメージはそのままに、非常に使いやすい機能を兼ね備えています。
今、こうした和モダン住宅を求める方が多くなっているのも、家に対してただ暮らしを営むところという感覚から、家族がそれぞれの趣味、生活を楽しめる暮らしを追及するようになってきたからではないでしょうか。暖かで早く家に帰りたいと思えるような素敵な和モダン住宅外観はどのようなイメージになるのか、少し紹介します。
周囲の景色に溶け込む和モダン住宅外観の美しさ
日本家屋というと古くは平屋がほとんどで二階がある家というのは珍しい事でした。平屋の大きな住宅を建築するということは現代において非常に贅沢なことになります。都市部などではそれほどの大きな土地を所有することが難しいのですが、地方に行くと大きな平屋の日本家屋を今でもよく見かけます。
土地を広く利用できるということなら、日本家屋の風合いを自然と残した和モダン住宅も素敵です。自然豊かな場所に和モダン住宅を建築される場合、周囲の緑に溶け込むような漆喰などを利用したり、杉板などの昔ながらの材料を利用し日本家屋らしい風合いを作ります。洋風の作りの中にちらっと見える障子が美しく、洋風の窓枠などを利用しながらも障子などをふんだんに利用することで、外観は和風という印象を損なわないようにしている住宅もあります。
和モダン住宅外観がほぼ和風の作りとなっていても、内部に入ると和テイストを取り込みながらも、洋風イメージの強い照明や機能性豊かなダイニングキッチンなどがしっかり調和しています。玄関ドア、窓などの外から見える部分に和風を取り入れるだけでも、かなり和モダン住宅外観に近い住宅となっている所もあります。平屋というのは都市部でなかなか経済的に難しいと考える方もいますが、例えばご夫婦二人暮らしとなってから建て替えで和風モダンな小さい平屋を新築するのも素敵です。夫婦二人なら小さい面積の平屋で十分ですし、掃除などをしやすいように、またバリアフリー等も考えて洋風の機能性を取り入れていけば、暮らしやすく快適な住宅になるでしょう。
和風モダン住宅外観を持っている家は、外から見ても落ち着く雰囲気があり、日本の風景の中にうまく溶け込んでくれるので、やさしい生活ができそうです。
和をちょっと取り入れるだけでも和テイストの家になる?
洋風の家屋というのは光の取り入れ方などもうまく、また天井が高く作られています。日本人も近年、昔と比較すれば身長がかなり伸びたようですが、それでも欧米の方々と比較すると低いです。欧米の方々は身長が高い方が多いので、日本家屋よりもずっと天井が高く作られていて、広々した印象になります。また玄関とリビングがつながっている形状を持った住宅も多く、機能性という面からみても、バリアフリーを考える時にも使いやすくできています。
日本家屋の場合は、玄関、土間があり、靴を脱いで段差を上がり廊下を通って部屋に行くという作りが多かったので、高齢者や介護が必要な方がいる住宅では改修、リフォームなどが必要になります。しかし現代のモダン住宅ではバリアフリーなどもよく考えられており、玄関からリビングにフラットで動線を作れるので、和風の印象を持ちながらも洋風のメリットある部分を取り入れた使いやすい住宅の建築を考えることができます。
ガルバリウムなどが利用され、一見すると洋風に見える住宅も、例えばベランダに和を感じる材木を利用したり、格子を作ったりすることで見た目に和モダン住宅外観を作り出すこともできます。玄関ドアが和風というだけでも和を強く感じるものです。
工夫次第で和テイストを感じる住宅にすることができる現代、多くの方が日本のよさと海外のよさを取り入れた住宅の建築を考えているようです。住まいはただ食事をしたり、寝るというだけの場所ではなく、快適に楽しく過ごせることが重要と考える方が多くなってきている今、こうした美しい外観を持つ住宅建築が多くなっていくのではないでしょうか。
和モダン住宅の施工事例3選
【施工事例1】格子の見える情景
日本の伝統美を感じさせる佇まい。素材選び、空間の使い方。すべてにこだわった、いいものだけを集めたこだわりの和邸宅。
存在感のある造作のダイニングテーブルは、タブの木の一枚板を使用し、無垢フローリングと自然塗料で着色した梁、障子や大谷石など、ふんだんに使用した自然素材を体感できるLDKが魅力。
【施工事例2】Sophisticated Japanese House
『Sophisticated』とは『洗練された』の意。高級感がありながらも重たすぎない色調で内外が整えられている。造形美を感じる設えが随所に施され、見るものを魅了する和モダン邸宅。
【施工事例3】つながりの和邸宅
個の空間を確保しながらも、個のつながりを創ることで、広さだけでは演出できない空間の広がり、家族のコミュニケーションが生まれる。瓦屋根に木格子と日本古来の伝統的な佇まいが目を引く凛とした外観。
一枚板の上がり框が美しい玄関に、格子が美しいリビング、上品な雰囲気を演出する塗り壁と随所に和の趣が感じられる一邸です。
和モダンの経験豊富なデザイナー
さまざまなアイデアを駆使して理想の和風住宅を建てるためにプロの意見も参考にしましょう。
ポウハウスは和モダン住宅の設計経験が豊富なデザイナーがあなたの理想の住まいをデザインします。和モダン住宅に憧れているけど、どのハウスメーカーにするべきか迷っている方は、ぜひポウハウスのデザイナーに相談してみてはいかがでしょうか。
ポウハウスのデザイナーの中でも特に「和モダン住宅」を得意とするデザイナーをご紹介します。
ポウハウスデザイナー 畑 宏樹
幼少期過ごした古民家より和に触れる心地よさを知り、大学では建築学科を専攻。
入社後は不動産・注文住宅の営業を経て、注文住宅の実施設計を経験後、POHAUSデザイナーに。