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狭小地を活かす3階建て実例8選!注文住宅で建てるときのメリットと後悔しないポイントは?
土地代を抑えたいときや市街地で広い土地の確保が難しいとき、また床面積を増やしてのびのびと過ごせる家を建てたいときは、3階建てにすることを考える方も多いでしょう。
実は3階建てのメリットは、土地代を抑えられるだけではありません。眺めがよかったり、日当たりを確保できたりするなど、さまざまな魅力があります。また1階に店舗を入れたり、ガレージハウスにしたりなど、間取りのバリエーションも広がります。カスタマイズ性にも優れ、オンリーワンな住宅にできる点も利点です。
今回は、3階建ての家のメリットや長く快適に過ごすためのポイント、注意点を解説します。また、ポウハウスで建てた3階建ての実例もご紹介するため、ぜひ家づくりの参考にしてください。
3階建ての家の6つのメリット
限られた土地に家を建てる場合、3階建ての家は有効な選択肢の一つです。3階建てであれば狭小地に建てられる他、水害に強く、日当たりを確保できるといったメリットがあります。ここでは、3階建てのメリットを具体的にご紹介します。
1.地価の高い都心では3階建てがお得!
3階建ての特に大きなメリットの一つは、やはり土地を有効活用できるところでしょう。
都心や繁華街などの地価の高い土地を検討する際、3階建ての家であれば狭い土地でも十分な居住スペースが確保できます。近年は、都心部や繁華街付近におおむね敷地15坪以下のいわゆる「狭小住宅」が増えており、3階建ての住宅も珍しくはなくなってきました。
狭い土地でも、建物の面積を上に広げていくことで床面積を増すことは可能です。また十分な土地がある場合でも、より居住性を高めるために3階建てを検討するケースもあります。
「2世帯住宅だから多くの床面積がほしい」「狭い土地を有効活用したい」という場合は、3階建ての住宅が非常におすすめです。
2.カスタマイズ性が高い
2階建て住宅や平屋と比べてカスタマイズしやすいのも、3階建ての家の大きなメリットです。例えば、家族構成やライフスタイルを考慮して以下のような使い方ができます。
・1階はガレージ、2階はリビングスペース、3階は寝室と、階数ごとに用途を変える
・1階は親世帯、2階は共有スペース、3階は子世帯と、プライバシーを考えた間取りにする
このように3階建ての家は階数や床面積が多い分、より間取りや各階の使用用途の幅が広がります。ご自身だけのオンリーワンな住宅にカスタマイズできるのは、非常に魅力的なメリットです。
3.日当たりや風通しを活かせる
周辺環境によっても左右されますが、3階建ての家は周囲に比べると背の高い建物になるため、日当たりや風通しがよくなるケースが多いです。
・高い位置に窓をつけ、自然光を取り込む
・開けられる天窓をつけ、風通しのよい家にする
上記のように、高さがある家は風通しや日当たりを活かして、2階建てや平屋にはない開放感あふれる住宅にすることが可能です。明るく風通しのよい家は、家族の気持ちを明るくして健康にもよい影響を与えてくれるでしょう。
4.店舗やガレージが持てる
3階建ての家であれば、1階部分に店舗やガレージを持つことが可能となります。特に店舗や事務所を併用したい場合、1階は店舗または事務所に、2階と3階は自宅とするケースが多いです。階数ごとに用途を変えられるため、しっかりと居住空間と仕事場の線引きをして、オン・オフの切り替えをサポートしてくれるでしょう。
また、車やバイクを収納するガレージを設けられるのも、3階建ての家のうれしいポイントです。1階部分をビルトインガレージにすれば、大切な愛車を雨風から守ってくれます。
5.水害対策になる
台風や豪雨による水害が起きたときに身を守れる点も、3階建ての家のメリットです。主な居住地を2階もしくは3階にすることで、住んでいる地域が冠水などの被害を受けたとしても、自宅で避難できるようになります。
株式会社住環境研究所の調査によれば、3階建てを希望する人の50%以上が、水害に備えた暮らしのために3階建てを希望していることがわかりました。[注1]台風や津波などの水害が多い日本では、水害対策ができる3階建ての家は非常にニーズが高いのです。
[注1]株式会社住環境研究所『もう一度建てるなら、どんな住まいがいい? 「実現したい暮らしニーズ」調査』
6.3階建てならではの眺望を楽しめる
3階建ての家ではその広い床面積と高さを活かし、テラスや空中庭園を作ったり眺望を楽しんだりできるところもうれしいメリットです。
2階や3階にリラックスできるバルコニーを作り、植物やカフェスペースを設置すれば、3階建てならではの開放的な眺望を楽しむことができます。子どもの遊び場として活用してもよいですし、休日には、友人を招いてバーベキューをしてみるのもよいかもしれません。
長年住み続ける自宅だからこそ、利便性だけではなく癒しとなってくれる空間も重視することが大切です。自宅にお気に入りのリラックススポットができれば、仕事や子育てを楽しみながら自宅でより快適に過ごせるようになるでしょう。
3階建ての家を永く快適に過ごせる空間にする3つのポイント
3階建ての家のメリットを紹介してきましたが、高さがあり、床面積が多くなる分、他の住宅に比べて不便な点があることも事実です。
そこで、ここからは3階建ての家のデメリットを補い、快適に過ごすために意識したいポイントを説明していきます。
1.家事の動線を考えた間取りにする
3階建ての家は階数と床面積が増えるため、家事の床面積が増えた分、掃除をする場所が増えたり、家事動線が長くなったりする場合があります。
単純に掃除が必要な面積が増えますし、家事動線を配慮していないと洗濯の際に何度も階段を往復する必要が出てくる可能性もあります。また、リビングスペースが2階以上にある場合、重い荷物を運ぶときに階段を登らなければなりません。
「バルコニーと同じ階に洗濯機を置く」「ファミリークローゼットは共有にする」など、家事の動線を考えた間取りにすることで、長く快適に暮らせる家にできます。
2.シニア層に配慮をした設計にする
3階建ての家には2階分の階段が存在するため、シニア層が暮らすときには配慮が必要です。
今は若くて不便がないと思っていても、年齢を重ねるにつれて、何でもない動作がつらくなってきます。車いすが必要になり、階段を上がることが難しくなるかもしれません。あらかじめ手すりやスロープを付けられるだけのスペースを確保するなど、長期的な視点で家づくりや先のリフォーム計画を立てるようにしましょう。
「親世帯は1階で暮らす」「子どもが巣立ったらエレベーターを設置する」など、シニア層に配慮した設計や間取りにすることが大切です。
3.断熱性能を確保して1年中快適な空間に
3階建ての家を快適な空間にするためには、家の断熱性にも気を配りましょう。暖かい空気は上に上がる性質を持っているため、上階にいくにつれ、暖まりやすくなります。断熱性能が確保されている住宅を建てることで快適な空間が実現します。
屋根や壁、床にはしっかりと断熱をし、窓には断熱窓を採用しましょう。壁や屋根部分の通気性をよくすることも、外からの熱を遮断して快適な空間を保つためには有効です。
断熱性能を確保するためのコストがかかりますが、地域の特性に合わせた性能を選択することで、バランスの取れた住宅が実現します。3階建ての家で快適に過ごすためにも、断熱性にもしっかりとこだわってください。
3階建ての家を建てるときの注意点
3階建ての家を建てるときには、いくつかの注意点があります。耐震性や3階建てを建てるときに知っておきたい法律を確認していきましょう。建ててから「こんなはずでは……」と後悔することがないように、以下のポイントに気を付けてください。
1.耐震性の高い建物にする
3階建ての家は2階建てや平屋に比べ、1階部分にかかる重量や負担が大きくなります。家のそばを通るトラックの振動や風による振動も、3階建ての場合は建物への大きな負担になってしまいます。
また建物が高くなるため、地震が起きたときの揺れにも注意が必要です。東京大学生産技術研究所によれば、今後30年に首都直下型の大きな地震が起きる可能性は、約70%だといわれています。[注2]したがって、大きな地震に備えるための対策は、3階建ての家において最重要ともいえる課題なのです。
長く安心して住める家にするためには、こういった1階部分の負担や地震の揺れに耐えられる、耐震性のある建築構造にすることが欠かせません。
[注2]東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター『東京都の新しい地震被害想定で取り上げた地震と地震動』
2.建てられる土地が限られる
住宅を建てる際は、「都市計画法」という法律に基づいて高さや容積率などが制限されます。地域によっては、都市計画法で3階建ての家が建てられない場合があるため注意しましょう。土地を購入の際はあらかじめ制限があるかどうかを確認しておいてください。
一方、商業地域やその近くは、3階建ての家が建てやすくなっています。ただし、駅が近いなど利便性も高い反面、商業施設やビルがあることで、日当たりに問題があるケースもあります。こうした場所に家を建てる場合は、日当たりがよい3階にリビングや子ども部屋を持っていくなどの工夫が必要です。
3階建てで建てられるおしゃれな家
ポウハウスでは、これまでも3階建てならではの利点を活かしたおしゃれな家をたくさん建ててきました。お客さまのこだわりを実現したものばかりですが、ご自身もどのような家に住みたいか想像しながらご覧ください。
1.ビルトインガレージ
角地の立地を活かし、趣味を楽しむ暮らしを叶えた3階建ての家です。
2面が道路に接するため、外部からの視線に配慮しながら、広い空を感じられる住まいをデザインしました。憧れのビルトインガレージやインナーバルコニーが日々の暮らしを彩ります。
「ビルトインガレージ」の事例を詳しく見る
2.吹き抜けやスキップフロア
家の中にいるのに、風を感じるテラスで寛いでいるような・・そんな気分になるお家です。
ナチュラルに統一されたインテリアに、フラットにつながるバルコニー、吹き抜けのあるリビングが、ゆとりのある時間を演出します。
「吹き抜けやスキップフロア」の事例を詳しく見る
3.ルーフバルコニー
都内の狭小地にありながらも、プライベートスペースをしっかりと確保した3階建ての家です。自然と人間の共存を目指し、家の内外に厳密な境界がないように設計。
それらの空間に向かって開口部を作ることで、家は実際の床面積よりもはるかに広々と感じることができます。中央の空間に設けた木と植物が、連続した空間に自然の恵みを与え、家の中でも屋外にいるかのような雰囲気を醸し出します。
「ルーフバルコニー」の事例を詳しく見る
狭小地を活かす3階建て実例
狭小地をうまく活かしながら、施主さまのご要望に対応した3階建ての実例を8つご紹介します。北欧風や職人技が光る個性派の家、開放感をたっぷり感じられる家、ピアノ教室がある家など、住まいを建てる際のご参考にしてください。
外観もおしゃれなダウンフロアリビングの家
敷地面積は約21坪で、斜線制限(※)という条件に合わせて、最大限にスペースを有効活用するための工夫を凝らしています。斜線制限のような規制があると画一的なデザインになりがちですが、大胆に傾斜を付けた斜め屋根が個性的で、周辺地域でもひときわ目立っています。
斜めになった勾配天井の下は床を約40㎝下げたダウンフロアとなっているため、圧迫感がありません。屋根が低くなっている場所にはソファを置いて、家族がくつろぐためのスペースとしています。また、ダウンフロアの段差はベンチ代わりにでき、好きな場所に座ることが可能です。
※隣地境界線や道路境界線からの距離に合わせて、建築物の各部分の高さを制限し、道路や隣地の採光や風通しを確保するというものです。一定の高さを取った上で、勾配をつけて建物を建てます。
ダウンフロアリビングの家を詳しく見る
広く見える工夫満載の北欧モダンな家
外観はシンプルでクールなデザインがとても印象的で、夜は玄関の明かりがぬくもりを感じさせてくれます。
スタイリッシュな外観から一転して、内装はナチュラル素材にグレー系の色味を散りばめた北欧テイストです。おしゃれで居心地のよい空間を作り上げています。「空間が広く見えるLDK」という施主さまのご要望どおり、外に抜けるサッシなどが、狭小地にありながら広々とした空間に感じさせます。グラフテクトデュエタイプのキッチンは、冷蔵庫や収納を隠すことですっきりとした印象です。
職人技が光る落ち着いた佇まいの家
家具職人の施主さまと、設計士、ポウハウスの職人が、それぞれの個性と技を競演させて実現した、他にはない特別な空間を持つ家です。上質の自然素材を使ったオブジェのような飾り格子が印象的です。艶消しのマットな質感で統一し、間接照明がほのかに部屋を照らして癒しを与えています。
深みのあるグリーンの外観は格子がポイントとなり、和と現代的なデザインが融合した個性的な仕上がりです。LDKには特注のキッチンを採用し、リビングとダイニングの間にある段差が空間に変化をもたらしています。
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おしゃれさと機能性が両立したモダンな家
施主さまのご要望を基に、グレーと黒のモノトーンでまとめたスタイリッシュな家です。
LDKは吹き抜けから明かりを取り込み、住宅密集地とは思えない開放感があります。リビングのフロアにはクレイ柄の床材を使用し、ナチュラルな木部とのコントラストが、美しい仕上がりです。ステンレスのキッチンはスタイリッシュで、ダウンフロアのリビング、テラスが空間の広がりを感じさせます。
外観はボックス型で、2階と3階がせり出しているのが個性的な印象を与えています。また明るさと開放感を保ちながらも、周囲からの視線を遮断しているのも特長です。
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趣味が楽しめる遊び心あふれる家
おしゃれで遊び心があるガレージハウスです。北側にある公園を借景に、屋内にいても四季を感じられます。
エントランスでは施主さまの趣味であるアクアリウムが出迎えます。玄関ドアを開けるとすぐにある階段は、手すり部分をスケルトンにしているため圧迫感がなく、アクアリウムや飾ってある植物との相乗効果で、癒しの空間を作り上げています。
天井とデザインを合わせた木の間仕切り壁がインテリアのアクセントです。キッチンの作業スペースと一体型させたダイニングテーブルの背後には、造作の収納棚が続いています。窓やライトの位置を計算しつくした美術館のようなリビングも印象的です。
趣味が楽しめる家を詳しく見る
光・風・家族がつながるスキップフロアの家
スキップフロアが開放感を与え、吹き抜けによる開口部が光や風を暮らしに運びます。インテリアは木のぬくもりや、格子の間仕切りが生み出す抜け感があり、心地よい時間が過ごせるでしょう。
ダイニングには造作のカウンターがあり、家事やリモートワーク、子どもの勉強に便利なスペースとなっています。ランドリースペースにも作業ができるカウンターがあり、家事に便利です。
書斎にも来客用にも便利な小上がりの畳スペースは、和モダンな印象となっています。
開放的で家族の会話が弾む家
敷地面積22坪に建てられていますが、狭小地の家とは思えないような開放感が特徴の家です。限られた空間で、明るい光を感じられるような工夫がそこかしこにちりばめられています。
1階は玄関とガレージですが、ガレージの後ろに中庭があるため、採光を十分に確保することが可能です。白を基調とした2階のLDKは吹き抜けから明かりが入り、のびのびとした空間が広がります。明るく温かみのある空間では、家族の会話も弾みます。
階段も間接照明や窓の位置、手すりなどのデザインを工夫したので、圧迫感がありません。
家事動線が抜群なピアノ教室併設の家
3階建ての家には事務所や店舗を併設しやすいという特長があるように、このお宅では1階に奥さまのピアノ教室を併設しています。教室の子どもたちが使う玄関には壁を設置し、家族とピアノ教室の生徒さんの動線を分け、それぞれのスペースを確保できるようにしました。教室は防音仕様のため、安心してレッスンが行えます。
2階と3階は家族のスペースです。3階には家族が集まるLDKがあり、無垢のフロアが温かみを感じさせます。3階からつながるスカイバルコニーは、建物が密集した市街地でもゆったりくつろげるプライベート空間です。
ピアノ教室併設の家を詳しく見る
3階建住宅のメリットを活かして、あなたらしい暮らしを
駅近や商業周辺の狭小地でも、3階建ての家なら高さを活かした採光や風通しによって、のびのびとした生活を送ることが可能です。また、水害に強い、店舗併設の住まいを実現しやすいなどのメリットもあります。「狭い土地を有効活用したい」「家でお店を開きたい」などの希望がある方は、ぜひ3階建ての家を検討してみてください。
ポラスグループの注文住宅ブランド「ポウハウス」では、3階建ての特性を活かした注文住宅を数多くご提案してまいりました。デザイナーがしっかりと施主さまのご要望を伺い、理想の住まいを実現します。3階建ての家を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。









