Works
施工事例
キッチンを中心としたcaféの家。 内部の壁の面積・高さを計算した一つの「箱」を空間として作り上げ、キッチンを中心にバランスよく配置。移動するまでのアプローチをギャラリーとすることで、ふと立ち止る空間、箱に収まればくつろぎの空間になるように視界的な魅せ方も含めた住空間に仕上げました。 空間構成は、縦と横のつながりを意識し、照明の明かりで昼間の顔と夜の顔で違いをつけました。夜は、落ち着いたシックな空間づくりを目指しました。
キッチンに立ちながら、料理作りを楽しむ。キッチンに立ちながら、流線的な階段・手すりを見ながら楽しむ。キッチンに立ちながら、対面しながら会話を楽しむ。キッチンに立ちながら、コーヒーを飲む。
夜は照明をおとして、落ち着いた空間に。昼間はリビングからつながるウッドデッキで開放的な明るい空間に仕上げました。
キッチンと同様、中心にあるのは鉄骨階段。階段の吹き抜けから光をおとして、階段の動線から家族の会話が生まれる。ただ上り下りするためのものではなく、ドラマティックな演出もできる階段デザインにしました。
自分の家を設計して気づいた、何を優先するかが変わった。
長く住まうものだからこそ、遊び心は必要。
でも無駄な遊びは不要。
そのバランスが取れていると、誰にとっても心地よい空間になると思います。