無垢の家
床から天井まで現場採寸した一枚板の建具や、掃除のしやすさまで考えた巾木。
建築関係のお仕事をしているお施主様が、細かいところまでたくさんのこだわりを詰め込んだお家です。
一番譲れなかったのは、自然素材の質感。
全ての床を無垢フロアで統一した、心地よいお家が完成しました。
Data
- 所在地
- 敷地面積
- 116m²
- 延床面積
- 101m²
木のドアが映えるシンプルなボックスの外観
ヘリンボーンが印象的な玄関
空間に溶け込むような無駄のないハイサッシでスッキリとした印象の玄関ホール
ブラックの見切り材で異素材の組み合わせを引き締め、スタイリッシュな印象に仕上げた玄関。
キッチンと一体となったスタイリッシュなリビングダイニング
「家事をしながら、家族の時間に参加できるのがうれしい。」
奥様が一番気に入っているというリビング。
勾配天井の高低差を部分的に変え木質感を加えることで空間の広がりが感じられる上質な空間に仕上がりました
キッチンの床はリビングから一段下げ、生活に心地よい目線に。
腰壁を高くすることでプライバシーが保たれたバルコニー。バルコニーでは毎朝イスを出してコーヒーを楽しむのがご主人様の日課。
ダイニングテーブルの下に設置されたマガジンラック。目立たず、生活感を出さない工夫です。
階段下にルンバ収納。使用しないときは蓋が出来るので生活感を隠せます。
リビング横の洗面所は、洗濯をするのも、干すのも、畳むのも、
しまうのもすべて同じ場所でできる、家事楽を考えた設計。
家族の気配を感じながら洗濯ができるのは、小さなお子様のいるご家庭では嬉しいですね。
Designer
アメリカで培ったものは、文化の狭間から見えた家に対する価値観。
家という一番身近な環境が、どれほど人に影響を及ぼすかを考える。
「家は人を育てる器」だということ。