
瓦礫の中に立ち昇る家
住む人の個性を表したおしゃれなお住まい。内部はモノトーンカラーを中心にまとめたコーディネートで、壁面に造作した大容量の本棚に本やインテリアを収納することで、シンプルな空間に彩りをプラスしました。
Data
- 所在地
- 埼玉県
- 敷地面積
- 136.99m²
- 延床面積
- 103.51m²

緩やかな傾斜の片流れ屋根に様々なスクエア型を組み合わせた、シンプルながらも個性を感じる外観ファサード。角地のため道路側の窓は最小限とし、意匠性とプライバシーに配慮しました。

水平ラインが美しいリビングデザイン

モノトーンカラーでコーディネートした、スタイリッシュでカッコいいリビング。天井いっぱいまである本棚を設け、見栄えと収納力に配慮して設計を行いました。お気に入りの本や雑貨を配置し、魅せる収納と使いやすさの両方を叶え、暮らしに彩りをもたらしています。

天井は余計な装飾をせず、折り上げ天井だけでメリハリをつけました。スタイリッシュな雰囲気を醸し出しながら奥行きも創出し、特別感のある空間を作りだしています。

洗練されたモダンな空間

庭側に面した窓から差し込む陽光が白い床や壁に反射し、空間に広がりを感じさせます。また、仕切りとなる壁や大きな家具を設けていないため、部屋の奥まで光と風が行き渡っています。

キッチンの裏に洗面室を設けました。水まわりが集約され、お料理とお風呂の準備や洗濯などの、家事の同時進行がしやすいよう配慮しています。

リビング・ダイニングから見えにくく、緩やかに独立性を持たせたキッチンデザイン。料理に集中できるだけでなく、においや油はねも気になりません。背面にはセパレートタイプの食器棚を設置し、充実の収納スペースを確保しました。

白でコーディネートされた階段

心地よい光を届ける階段

壁面にアクセントにもなるマグネットボードを設置。身支度をしながら予定を確認したり、アクセサリー類やポケットから取り出したものをちょっと掛けたりなど、あったらいいなを叶えました。


2階トイレは雰囲気を変えてポップなインテリアで設えました。個室だからこそ、他の空間とは違った個性的なアレンジを取り入れることができ、こだわりを表現しています。


こだわりの洋服と統一感のあるWIC

美しい間接光を映し出す、落ち着いた雰囲気の寝室。天井には光の濃淡を味わえるライティングレールを設置し、その日の気分で照明を楽しむことができるようデザインしました。


空間に映える美しいインテリア

Designer

住み手の生活シーンをイメージし、居心地良い空間をつくる。
敷地のメリットを活かし、デメリットを感じない家にする。
奇抜な家をつくるより、住みよい家づくりをする。
