各世帯にスキップフロアによる中二階収納を計画した二世帯住宅
1階と2階とで区分けされた二世帯住宅となっていて、1階に中二階部分を設けて各世帯のプラスアルファの収納空間としています。 格子で囲まれた書斎はリビングからのステップアップした空間になっていて、リビングを望みながらお仕事などが出来るようになっています。 2階のリビングは勾配天井となっていて、高さ方向に空間を広げています。
Data
- 所在地
- 東京都三鷹市
- 敷地面積
- 110.75m²
- 延床面積
- 136.47m²
目隠しの代わりとなるバルコニーの格子がアクセントとなっています。階段下の空間を駐輪場スペースとしています。1階世帯のウッドデッキと玄関アプローチとの目隠しとなる袖壁は、色を変えてアクセントとしています。
1階でも陽光差し込む明るいリビング
リビング階段と中二階の書斎のテスリが格子となっていて、リビング空間のアクセントとなっています。化粧梁を自然塗料のリボスで塗装しています。バルコニーにはウッドデッキを敷き、リビングと一体となった空間を演出しています。
リビングからの中二階に設置された書斎空間
木格子によって統一感のあるリビング空間
1階のリビングからつながるウッドデッキ。外観のアクセントとなっている袖壁は目隠しの役割もはたしています。リビングの床材と近似色のデッキ材とすることで、空間の広がりを感じさせます。
木製のカウンターを採用したパウダールーム。1階に設置された中二階収納の上にあるためキッチンから下がった場所にあり、リビング空間からの距離感を保っています。
Designer
リラックスできる寝転がれる家が良い家と考えています。
素材感や環境との接し方を大事に考えると伝統的な暮らし方に繋がり座の生活や日本家屋の日の取入れ方や風通しなど参考にする事が多くなりました。
スタイルとしての和だけでなく洋風やモダンなデザインの中にも日本人に馴染みゆったりとした暮らしが出来るような提案を心がけています。