和モダンと南フランス風のインテリアを生かした二世帯住宅
1階世帯は、格子などを取り入れ古民家雰囲気の和モダン空間となっています。エアコン嫌いな施主様のために間仕切りに格子戸を採用し空間全体で通風計画を行っています。 カウンターバー風のキッチンでは朝食も取れるようになっています。床材はパイン材の無垢フローリングを使用していて調湿効果も抜群で愛犬も滑りづらい素材です。 2階世帯は、南フランスのカフェのように温かみのある色合いを基調としていて高く取られた天井の梁や、ロフトとの間の格子が空間のアクセントになっています。また、猫ちゃんと一緒に暮らしているのでバルコニーには専用のトイレスペースを計画するなどの間取りの工夫がされています。変形敷地にあわせた形で計画された子供部屋は、ロフトと繋げる事で空間の広がりを生み出しています。
Data
- 所在地
- 埼玉県川口市
- 敷地面積
- 133.97m²
- 延床面積
- 160.98m²
小物や緑でクリーンな玄関
陽光を取り入れつつ、木格子や梁あらわし、床のパイン材などでカフェのようなリビングダイニング
シックな雰囲気のリビングダイニング。キッチンの壁面にあるウォールシールや、キッチンの赤いガラスランプが目を引きます。
格子の仕切りが心地良い空間を作っているように感じます。キッチンに立った時の解放感は大切ですよね。
格子の仕切りが心地良い空間を作っているように感じます。キッチンに立った時の解放感は大切ですよね。
Designer
リラックスできる寝転がれる家が良い家と考えています。
素材感や環境との接し方を大事に考えると伝統的な暮らし方に繋がり座の生活や日本家屋の日の取入れ方や風通しなど参考にする事が多くなりました。
スタイルとしての和だけでなく洋風やモダンなデザインの中にも日本人に馴染みゆったりとした暮らしが出来るような提案を心がけています。