
スカイラウンジのあるガレージハウス
屋上に設けたルーフバルコニーは、外部からの視線を気にせずくつろげる我が家専用のスカイラウンジ。2階リビングは勾配天井と梁あらわしが開放感を演出し、随所に設けた窓から光が注ぐ心地よい空間となりました。シンプルながらもこだわりのインテリアに囲まれた、暮らしの中で非日常を感じられるお住まいです。
Data
- 所在地
- 東京都江戸川区
- 敷地面積
- 115.19m²
- 延床面積
- 128.75m²

立体感を感じるファサードデザイン。白を基調とした外壁と、インナーバルコニーの一部に用いた外部格子のコントラストがシックで上品な印象に。玄関ドアや軒天にも木調の素材を選び、周囲の緑との調和を大切にしました。

防犯性を高め、プライバシーも確保しやすいシャッター付きのインナーガレージ。紫外線や雨風からも大切な愛車を守り、お手入れの際も天候を気にせず作業ができます。玄関ポーチの軒天はガレージの出入り口まで広げ、プライベートな空間を意識しました。
ガレージ内部には換気口や照明を設けることで機能性とデザイン性を両立し、快適なガレージライフをサポートしています。

ガレージと玄関の間にはリクシルのLWスライディング窓を設置。フレームのないスッキリとした美しい大開口窓となっており、ガレージ側への引き込み窓によって、開けても閉めてもガレージとの一体感があります。

スッキリとした玄関を保てる、ウォークスルータイプのシューズインクローゼットを設置

玄関ホールに設置した洗面コーナー。各居室に入る前の手洗いや、お出かけ前の身支度、トイレの手洗いも兼ねて使用できるよう配置しました。ホワイトとブラウンの色味で空間との一体感を出し、クロスでさりげなくアクセントを添えています。

カウンターと上部にブックシェルフを設えた、おこもり感が心地よい書斎。2階リビングから離れた1階に配置し、落ち着いた場所でお仕事や趣味に集中できます。

デッドスペースになりがちなホールを活用したギャラリースペース

2階LDKはホワイトベースのナチュラルな雰囲気に。勾配天井と梁あらわしが開放感を演出する、心地よい広がりが感じられる空間となりました。リビングに設けた窓はプライバシーに配慮した位置・形状ながらも、周辺の木々の緑を暮らしに取り込めるピクチャーウインドウとなっており、気持ちよく視線が抜けていきます。

連続性とリズム感を生み出す空間デザイン

リビングの続き間にある畳コーナーは、引き戸を開ければリビングと一体利用が可能。落ち着いたグリーンの畳はスタイリッシュな半畳タタミで、モダンな印象を与えています。窓や照明のダウンライトにもスクエア型を選び、統一感を出しました。

縦と横のラインが美しく交わるダイニングキッチン

ダイニングとキッチンが一体となったポウハウスオリジナルの造作テーブル。脚はスチールのブラックを採用し、照明やニッチの色合いと統一。使う色味を厳選して落ち着いた空間をつくり出しています。キッチンとダイニングが横並びのため、食事の配膳や片付けの動線がコンパクトです。

回遊性を持たせたキッチンデザイン

生活空間に広がりを創出するインナーバルコニー

キッチン背面にインナーバルコニーを設置。開口部に格子を使うことで通風を確保しつつ、近隣の視線を気にせずにくつろげる屋外空間となりました。

キッチン裏に配置し、家事ラクを叶えた洗面脱衣室

壁面を照らす間接照明が、広がりのある光のグラデーションを演出

屋上スカイラウンジへと繋がる階段

屋上に設けたルーフバルコニーは、我が家専用のスカイラウンジ。周囲の視線を気にせずにくつろぐことが可能で、ホールに設置したワインセラーから好きな飲み物を選び、贅沢なひと時を味わうことができます。

Designer

住み手の生活シーンをイメージし、居心地良い空間をつくる。
敷地のメリットを活かし、デメリットを感じない家にする。
奇抜な家をつくるより、住みよい家づくりをする。
