
窓からの景色を楽しむ外と繋がる平屋
大きな窓から庭の風景を楽しめる、心地よい平屋の家。柱のない約30帖のLDKは贅沢な開放感に溢れ、無垢床やグレーベースのクロス、木格子に家具のようなキッチンがLDKの調和を保っています。使い勝手の良い大容量の収納を確保し、生活感を見せない工夫も施した心地よい暮らしが叶うお住まいです。
Data
- 所在地
- 埼玉県さいたま市
- 敷地面積
- 442.90m²
- 延床面積
- 146.15m²

水平方向に広がるように建物を計画した重厚感漂うモダンな外観。敷地前面には広い庭を確保し、落ち着いたグレーと庭の緑、ウッドデッキのコントラストにより上品な佇まいを演出しています。

グレーの外壁にブラックのアイテムを選んだモダンな雰囲気

リビングから繋がるウッドデッキは、屋外リビングとして活用することができます。庭一面に人工芝を敷くことで、汚れにくく綺麗な緑をキープすることが可能です。

屋根がしっかりとカバーすることで、雨の日でも天候に左右されることなく快適に過ごすことができます。
買い物帰りで荷物も持っていても安心で、日々の暮らしの負担を軽減します。

玄関の土間は広く設計し、ニッチをつくるなど訪れた人々を温かく出迎えます。玄関脇にはオープンタイプのシューズインクローゼットを設け、両手が塞がっていてもスムーズにアクセスできるよう配慮しました。

ビタミンカラーのアクセントクロスでトイレ空間を明るく演出

来客を想定し、トイレ内に手洗い場を設けました。

ウッドデッキとつながる約30帖の広々LDK。柱や間仕切り壁のないLDKとすることで、開放的な空間を実現。無垢床、グレーベースのクロス、木格子、家具のようなブラックのキッチンがLDKの調和をつくりだしています。

ウッドデッキと繋がる大開口の窓。構造の立体解析ができるオリジナル構造計算ソフト「ウッドイノベーターNEXT」と、高強度のオリジナル耐力壁によるもので、木造住宅でも、強度とデザイン性・快適性の両立を可能としています。

キッチンの食器棚は造作しました。生活感がでやすい調理家電や食器類、ゴミ箱を隠すことができるので、キッチン周りをスッキリと保つことができます。機能的であるとともに、キッチンと水平ラインを揃えて美しく映えるようにデザインしました。

見せると隠すのバランスが美しいキッチン背面収納。造作棚には、お気に入りのお酒やお皿を飾ることができます。

ダイニングテーブルはキッチンと対面に配置しました。キッチンや庭へ視線が届き、家族のコミュニケーションを育みます。

リビングの天井にはルーバーを施し、温もりと重厚感が漂う意匠性の高い空間を演出しました。壁ではなくルーバーで緩やかに空間を区切り、開放的な空間はそのままに役割を分けています。

リビング内に設置した各洋室の建具とクロスの色味を揃えて統一感のある空間に。グレーを中心に空間をまとめ、無垢床や天井のルーバーなどで木の温もりを添えることでモダンな雰囲気に仕上がっています。

アクセントチェアが似合うおしゃれな演出

リビング横に寝室を設けました。将来2部屋に間仕切り可能な洋室となっており、壁の一部分を設置して袖壁のようにしました。書斎側の光が気になりにくく、同じ空間にいてもストレスなく過ごすことが出来ます。

キッチン裏につくった大容量のウォークインタイプの収納

キッチン裏の収納は、カゴやボックスを活用し、日々のものを収納。リビングから見える天井まで続く棚収納は、お気に入りのグッズ置き場にしました。

モダンなテイストで揃えた洗面スペースとトイレ

生活感を見せないホテルライクなトイレ

洋服好きのご夫婦がつくる大容量のファミリークローゼット。リビングとはガラリと変わった雰囲気で、毎日のコーディネートも気分が上がります。一目で選べる収納設計で、忙しい朝もスムーズに準備をすることができます。

ファミリークローゼットを通って、ランドリールームがあります。洗う→干す→仕舞うの家事動線が考え抜かれた設計です。

日当たりと通風に配慮した約3帖の明るいランドリールーム。ウォークインクローゼットを併設し、洗濯動線と収納をコンパクトに納めました。造作のカウンターは、アイロンがけや洗濯物を畳む際に重宝します。

Designer

アメリカで培ったものは、文化の狭間から見えた家に対する価値観。
家という一番身近な環境が、どれほど人に影響を及ぼすかを考える。
「家は人を育てる器」だということ。
