家族の繋がりを感じられる家
吹抜けや寝室に室内窓を配し、家全体で家族の繋がりを感じられるお住まい。水まわりを集約した家事動線や、お子さまの目線に合わせた細かい設計によって、居心地と快適性を実現しました。窓から、四季を通して移り変わる景色を楽しむことができます。
Data
- 所在地
- 埼玉県
- 敷地面積
- 135.50m²
- 延床面積
- 94.39m²
高低差を利用し、プライバシーと開放感を確保した敷地計画としました。周囲に溶け込む落ち着いた色味の外壁に、黒の窓枠でメリハリをつけ、外観に変化をつけています。
スタイリッシュな外観に、アクセントとなる木目調の玄関ドアを採用しました。ウッドデッキに設けたフェンスにより、道行く人々の視線を遮りながら、風の通り道を確保しています。
木の温もりと、淡い色味のドアがお洒落な印象を与える玄関。右奥には収納力の高い可動棚とハンガーパイプを設置。上着や鞄が出し入れしやすく、おでかけ準備に便利です。
ハンガーパイプを設置した使い勝手の良い玄関
ハイサッシや吹抜けによって、高さと開放感を強調し、視線の抜けや空間の広がりを創出しました。床には無垢材、天井には板張りと梁あらわしを採用し、木のぬくもり感じる落ち着いた空間を演出しています。
木の温もりに包まれるナチュラルな空間。
リビングを見渡せるオープンタイプのキッチン。料理をしながらリビングにいる家族とも会話を楽しめます。
優しい木目調のインテリアに、アクセントをつけるシンプルでスタイリッシュなスチール製の階段を設置。吹抜けに設けた高窓から差し込む光が、階段の下まで降り注いでいます。
スタイリッシュなスチール階段
吹抜けに設けた高窓は、プライバシー性を保ちながらリビングにたっぷりと陽光を届けます。寝室の室内窓や吹抜け、自然とコミュニケーションが育まれるリビング階段を採用することで、家全体で家族の繋がりを感じられるよう配慮しました。
スムーズな家事動線の横並びダイニング。キッチンの腰壁には、お子さまが手に取りやすい高さに絵本コーナーを設置しました。
キッチンは造作ダイニングテーブルと一体化したデザインとし、食事の配膳や片付けがスムーズな家事動線を叶えました。背面の大容量収納と水平ラインが揃うことで、使い勝手の良さと見た目の美しさを両立しています。
吹き抜けから陽光が降り注ぐ明るいキッチン
キッチンの背面に水まわりスペースを集約しました。忙しい朝でも、お子さんの身支度の手伝いや声掛けが振り返るだけで可能に。リモコンをまとめて収納できるニッチを造作するなど、細かい部分にもこだわりました。
白いタイルと大きな鏡が印象的な造作洗面台。洗面台下には収納を確保しました。鏡の上に設けた窓から自然光が取り込まれ、顔色などが見やすくお化粧タイムもはかどります。
洗面室と脱衣室はドアによって仕切られ、プライバシーに配慮。各空間の役割を独立させることで家族が使いやすいスペースとなりました。
「家事ラク」が叶うランドリースペースに、室内物干しやカウンターを設置。洗う・干す・畳むの動線がひとつの空間で完結します。お子さまが自分で片付けや身支度ができるよう、低い位置に収納を設けました。
ゲストも利用する1階トイレは、ダーク調のアクセントクロスを施し、シックな雰囲気でまとめました。背面にはポウハウスオリジナルのラクリーンキャビを設置し、ペーパーや掃除用具をすっきり収納しています。
Designer
人は1日24時間平等にありその時間をどのように使うかはその人の自由です。
視線が開けて、風が肌にふれ、陽が入りポカポカする中の心地よい場所で本を読んだり、子供と遊んだり、お酒を飲んだり、人それぞれ充実した時間はことなるでしょう。
充実した時間の多い「時間の価値」の高い家が心の豊かさにつながる「良い家」ではないかと考えます。