和の趣と光を愉しむスキップフロアの家
格子や障子、畳といった日本特有の様式を取り入れ、和の趣を添えたお住まい。スキップフロアを活用した吹抜けや、LDKから繋がるテラスが開放感あふれる空間を演出。要所に配した建築化照明の柔らかな光が意匠を際立たせ、機能的な動線計画が日々の暮らしにゆとりをもたらしています。
Data
- 所在地
- 埼玉県
- 敷地面積
- 163.44m²
- 延床面積
- 136.21m²

箱を組み合わせたような立体的なフォルムが目を引く外観に、木の温もりを感じさせる格子をアクセントに添えました。周囲からの視線に配慮しつつ光をとり入れる設計が、住まいに奥行きと豊かな表情を与えています。

道行く人の目を惹く洗練された夜の外観デザイン

キッチンと和室に囲まれた、開放感あふれるテラス。上部が吹抜けとなった外部空間にテーブルと椅子を設置すれば、心地よいアウトドアリビングに。内と外が緩やかにつながる設計が、家族の団らんを優しく包み込みます。

R垂れ壁の曲線に迎えられる土間玄関。パントリーへと続くウォークスルータイプのシューズインクローゼットが、効率的な家事動線を実現します。足元の地窓には吉村障子を設え、繊細な和の情趣を添えました。

アーチを描いたパントリーの下がり壁が空間に柔らかい雰囲気を演出。美しいアーチをつくるには職人の高い技術が不可欠で、デザイナーだけでなく、実際に施工を行う職人の美的センスも試される設えです。

テラスへ視線が抜ける、開放感あふれるLDK

光のラインに包まれる、シックなグレーのオープンキッチン

上下階を立体的に繋ぐダイナミックな吹抜けと、テラスへ視線が抜ける開放的な空間。周囲の視線を遮る計画により、カーテンなしで光と風を楽しむことができ、家族の心地よい時間を紡ぎます。

天井はのびやかな勾配天井とし、梁あらわしがアクセントとなって空間にリズムと奥行きを与えています。木の温もりと開放感に包まれながら、高天井ならではのゆとりを愉しめるスキップフロア構造です。

キッチンとダイニングを横並びに配置し、配膳や片付けがスムーズな家事動線を実現。背面には生活感をスマートに隠せる大容量の扉付き収納を設けました。いつもスッキリとしたキッチンを保てるのが嬉しいポイントです。

小下りとすることで、心地よいおこもり感を創出した畳リビング。縁なしの半畳タタミが美しく、障子の前の段差に腰掛けたり、ゴロンと横になったりと、思い思いのスタイルでくつろげます。家族が自然と集まり、自由な時間を過ごせる憩いの場です。

天井高を愉しむ、スキップフロアで繋がる空間

建築化照明が奥行きを創り出す、ホテルライクなトイレと洗面室

家族の気配と、柔らかな光を階下まで届ける木格子の手すり

1.5階のフリースペースにはカウンターコーナーを設けました。読書などの自分時間やワークスペースとして、家族の気配を感じつつも集中できるのが魅力です。開放感とほどよい独立感を両立した、多目的に使える空間に仕上げました。

高天井に音が広がるピアノスペース

おこもり感を味わえる、「離れ」のような和の空間

奥に主寝室、手前にランドリールームとウォークインクローゼットを配した機能的な動線計画

スロップシンクやガス衣類乾燥機を備え、「洗う・乾かす・畳む」が完結するランドリールーム。ハンギングレールやアイロンカウンターに加え、天井にはファン一体型照明を設置し、家事効率を高めました。足元のヘリンボーン柄の床が、日々の家事時間を楽しく演出します。

小上がり仕様の寝室は、足元の段差を活かして収納を確保。生活感を隠せるため、スッキリとした空間を保てます。枕元には小物が置けるニッチとコンセントを設け、横になった時の利便性にもこだわりました。
Designer

自分の家を設計して気づいた、何を優先するかが変わった。
長く住まうものだからこそ、遊び心は必要。
でも無駄な遊びは不要。
そのバランスが取れていると、誰にとっても心地よい空間になると思います。

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