暮らしを彩る家
リビングに入ると、陽光に満たされる明るい空間が広がっています。バランスよく取り入れた同系色のアクセントカラーとおしゃれなインテリアが、毎日の暮らしに楽しさをプラス。生活感を隠した大容量収納やコンパクトな生活動線を叶える設計など、暮らしやすさにも配慮した住まいです。
Data
- 所在地
- 千葉県船橋市
- 敷地面積
- 140.16m²
- 延床面積
- 102.67m²
光と風を取り入れるモダンな印象の外観
変形した土地、且つ3方向がオープンな敷地のため、さらに建物を隣地から離すことで4方向にゆとりをもたせました。道路と反対側にはデッキを設けて、デッキの足元をアウトドア用品置場として活用しています。
地窓から差し込む光が足元を明るく照らし、シックな内装とメリハリを演出。収納スペースにブラックのロールスクリーンを設置することで、すっきりとまとまった空間に。玄関奥の床はキッチンと同一のタイルを使用し、空間に繋がりをもたせました。
帰宅してすぐに使える造作手洗いは、欧米の雰囲気を思い起こさせるデザインのものを採用。手洗いがひとつのインテリアになるよう、シンプルかつ個性的なデザインとしました。脇の壁面に設けたニッチは、インテリアのアクセントになるよう設計され、使い心地にも配慮しています。
立体的かつリズミカルな空間
ソファとキッチンの腰壁、アクセントタイルを同系色の差し色でまとめました。ソファと個性的なデザインのリビングテーブル、ステージのような設えのスキップフロアが、立体的かつリズミカルな空間を創り出しています。
ダイニングの照明は、あえてプロポーションが違う物を組み合わせてワンポイントアクセントに。座り心地のよいダイニングチェアはテーブルにハンギングできるものを選び、デザイン性と共にお掃除のしやすさを叶えました。
キッチンは、天板、扉、水栓をブラックで揃え、床材はタイルを採用。内装のテイストをMIXさせつつ色のトーンをそろえ、ラスティックなLDの床材とのコントラストを美しく表現。楽しげな空間演出となるようデザインしました。
ダイニングキッチンの背面には、ポウハウスオリジナルの大容量収納を隠しています。たっぷりと収納しても一目で仕舞っているもが見渡せ、美しい収納と使い勝手の良さを両立させました。
床材は、自然な木目と色合いが美しいホワイトオークの無垢床を使用。リビングの窓は幅の広い腰窓を採用し、光をふんだんに取り入れながらも、ソファに座った時に足元が落ち着くよう配慮しました。
スキップフロアとの境界にはあえて柱をあらわし、間仕切りの役割としました。開放的な空間はそのままに、役割を明確に分けているので作業もはかどります。
リビングとスキップフロアには約60cmの段差があり、下部を収納スペースとして活用しました。スキップフロアに繋がる階段は、ステップの奥行きを広く取り、勾配を緩やかに設計することで上り下りがしやすいよう配慮。観葉植物などを飾れるゆとりの広さがあり、日々の暮らしに彩りを添えます。
洗面所は、室内物干しとバルコニーにも繋がっているので、脱衣、洗濯、干す、取り込むまでの動きをスムーズに行うことができます。必要なところに必要な収納スペースを確保しているので、水まわりをすっきりきれいに保つことができます。
トイレの壁は、大胆な柄物クロスをアクセントに使用。一面の柄が、まるで自然に抱かれているような感覚にさせてくれます。壁面にはポウハウスオリジナルの収納を設置。予備のトイレットペーパーや、お掃除道具、換気扇までが隠されており、空間を美しく見せています。
将来間仕切り可能な開放的な洋室
Designer
アメリカで培ったものは、文化の狭間から見えた家に対する価値観。
家という一番身近な環境が、どれほど人に影響を及ぼすかを考える。
「家は人を育てる器」だということ。