
人もペットも心地よいブルーの家
将来的に平屋使いもできる1階完結型のお住まいで、家族もペットも心地よく暮らせる工夫を随所に施しました。1階に取り入れた回遊動線は、家事ラクを叶えるだけでなく、ペットが歩き回れる嬉しい間取り。さらに気軽に陽の光と風を感じることができる外部空間を作りました。それぞれの居場所にいても家族の気配を感じることができ、安心して過ごせます。
Data
- 所在地
- 埼玉県蓮田市
- 敷地面積
- 184.61m²
- 延床面積
- 116.34m²

街並みに調和しながらも個性を演出した、おしゃれなブルーの外観

南側に開放的な庭と、庭に隣接してのんびりくつろげるウッドデッキを設けました。わんちゃんや猫ちゃんが自由にお散歩できるスペースとなっており、ウッドデッキの半分まで伸びた庇によって雨の日でも濡れずに過ごせる場所となっています。

玄関ポーチの一角に、愛犬や愛猫の目線にあった高さの位置に窓を取り付けました。外の風景を楽しんだり、家族のお見送りやお出迎えをしたりなど、日々の暮らしを豊かにするプライベートスペースとなっています。

やわらかな光が差し込むシンプルな通り土間。ちょっとした工夫で靴やロードバイクを隠しながら収納し、すっきりとした空間を保っています。奥の扉の向こうはウォークインクローゼットとなっており、出掛ける前や帰宅後の身支度が楽にできるなど生活動線を考慮しました。

洗面スペースを中心に回遊性を持たせました。帰宅後はウォークインクローゼットで上着・帽子等をしまって、すぐ手洗いができます。ドライルームと空間を分け、各空間の役割を独立させたことでより家族が使いやすいスペースとなりました。

木目と相性の良いグレーのカウンターを組み合わせた空間に、幾何学模様のタイルを用いて洗練感を演出した洗面スペース。美しいライティングの鏡を組み合わせ、オリジナリティを表現しました。

脱ぐ・洗う・乾燥が1箇所で納まったドライルーム。ホールとダイニングの両方から行き来できる2WAY動線で、ホールに隣接するウォークインクローゼットへの動線も短く便利です。

回遊性を持たせたレイアウト

開放感と心地よさに包まれるLDK。家族がくつろぐリビングは、2階のスキップフロアを利用して高天井を実現しました。高天井の部分は板張りとなっており、温もりと心地よいリラックス感を与えています。

高天井を生かし、壁面の高い位置に猫ちゃんがくつろげるキャットステップを設置しました。インテリア性に富んだデザインが空間を彩り、愛猫がくつろぐ愛らしい姿もおしゃれな空間にぴったりです。

軽やかな木肌の格子を設えた和モダンな空間

住まい全体を見渡せ、さらにはウッドデッキやその先の庭の様子も見ることができる開放的なオープンキッチン。日向ぼっこをしてくつろぐ愛犬・愛猫を眺めながらキッチンに立つことができます。リビングの床材とウッドデッキの床材は貼る方向を揃え、空間の一体感と奥行きを強調しました。

風合いと肌触りを楽しむ銘木カウンターを設えたダイニングキッチン。キッチンと一体化することで、空間により一体感が生まれています。両サイドから出入りできる回遊性の高さが魅力のアイランド型を採用し、開放感と効率的な家事ラク動線を確保しました。

リビングとウッドデッキに面した和室は、落ち着いた色と柔らかな光が温もりを伝える寛ぎの空間。お手入れのしやすさと美しさを兼ね備えたカラー畳を採用し、家族はもちろん、わんちゃんも猫ちゃんもゴロンと横になってくつろげます

リビングと階段を隔てる壁に木格子を採用しました。階段下のスペースは、暗くて狭いところを好むという習性を持つ犬猫のためのプライベートスペースとなっています。格子によって家族の気配が感じ取りやすく安心感も得られます。

柔らかく光を通すストリップ階段

1階の高天井を作り出す2階のスキップフロア

夫婦それぞれで持つワークスペース

造り付けのカウンターや吊本棚を設置した、仕事や趣味に没頭できるプライベートな空間。窓から自然光が差し込む明るいお部屋で、手軽に新鮮な空気を取り込みながらリラックスして作業ができます。

気軽に外に出て陽の光と風を感じられるリラックス空間

Designer

大切にしていること
①家づくりを楽しむこと
②あらゆる可能性を求め続けること
③背景を大切に
④何事にもシンプルであること
⑤生活シーンをイメージすること
