景色を楽しむ平屋haus
のどかな景色を楽しみながら、心地よく暮らす。庭と一体感のあるLDKやシンプルな家事動線に配慮した、暮らしを豊かにしてくれる平屋のお住まいが完成しました。キッチンから見渡せるLDKや畳コーナーなど、お子様に目が届き、家族を身近に感じられる工夫も魅力です。
Data
- 所在地
- 埼玉県
- 敷地面積
- 351.30m²
- 延床面積
- 114.27m²
周囲に田園風景が残る地域に佇む、スタイリッシュな平屋。敷地の広さを活かし、周囲に圧迫感が出ないよう、水平ラインを意識した外観デザインとしています。また隣地も平屋で高さを抑えているため、街並みが形成されるように配慮しています。
木の温もりと重厚感が漂う玄関ポーチ
上質感を纏う、存在感のある外観
玄関ホールは、スチール框と間接照明を組み合わせたスタイリッシュな空間。夜には地窓からこぼれる柔らかな光が、家族の帰宅をあたたかく迎えてくれます。玄関正面の壁裏には造作の玄関手洗いを設置し、生活感を感じさせないすっきりとした空間をデザインしました。
帰宅後の手洗いがスムーズな玄関手洗い
メリハリのあるナチュラルモダンなLDK
天井までのハイサッシを使用した、庭との一体感が心地よいリビング。窓まわりのウィンドウトリートメントが開口部を妨げないよう、サッシ脇に十分な余白を確保。カーテンボックスを部屋の間口いっぱいにつくることで、自然ですっきりとしたデザインになっています。
勾配天井は高いところで3.5mを確保し、天井の形状や高さの変化、壁面の色使いなどでメリハリを演出。床材には上品な雰囲気のホワイトオークを採用し、おろそかになりがちな足元の巾木の色まで配慮しています。またアクセントクロスにアースカラーを用いて、ナチュラルモダンな雰囲気に仕上げました。
庭の景色を楽しむBOX型フルオープンキッチン
キッチンから庭の開放的な眺めを楽しめるよう、家具のようなBOX型のフルオープンキッチンを採用。天井の板張りは、シナ合板にオイルステイン塗装を施し、木目の美しさを際立たせました。天井の木質感や壁面のシックな色彩より、空間にメリハリを演出しています。
お子様がいる畳コーナーの様子も目に届く程よい距離感のキッチン
畳コーナーはキッチンからもお子様を見守れ、おもちゃが広がらないよう小下がりに。また色彩がLDから浮かないように、LDの床材と同系色の畳を採用しました。お昼寝をしたり、横になって寛いだり、時には家事スペースとして、多目的に活用できるスペースとしています。
快適な家事動線を叶える平屋の暮らし
サンルームの床は、お手入れがしやすいクッションフロアを採用。洗面室の隣に配置し、脱衣室まで一直線に繋がるシンプルな家事動線を叶えました。近くにWICや収納スペースを設けた、平屋ならではの家事動線に優れた間取りを実現しています。
洗面室と脱衣室の間に引き戸を設け、家族間のプライバシーにも配慮しています。洗面台は立体感のあるタイルでアクセントをつけ、シンプルながらも個性を演出。鏡の上に窓を設けて光を取り込むことで、空間に明るさをもたらしました。
シックでモダンな印象のトイレ
Designer
自分の家を設計して気づいた、何を優先するかが変わった。
長く住まうものだからこそ、遊び心は必要。
でも無駄な遊びは不要。
そのバランスが取れていると、誰にとっても心地よい空間になると思います。