
グリーンと暮らす陽光溢れる家
リビングに入ると広がる、緑と陽光に満たされる癒しの空間。お施主様ご家族はアウトドアがお好きなため、住まいに自然を感じる工夫を散りばめています。家事ラク動線やご夫婦それぞれの書斎など、暮らし方に合わせたレイアウトとデザインにこだわったお住まいです。
Data
- 所在地
- 埼玉県
- 敷地面積
- 133.09m²
- 延床面積
- 111.78m²

濃いグレー×白のコントラストが美しく、青空に映えるモダンなファサード。玄関まわりの白いBOX型を際立たせるために、濃いグレーでコントラストを演出しました。また木質感のある自然素材の色彩を差し色に用いて、無機質なBOX型に柔らかさを添えています。

ライトアップされたシンボルツリーや庭の植栽が、昼間とは違う印象を与える夜の外観。植栽のシルエットが照明によって美しく照らし出されるよう、外構計画時の照明計画にも気を配っています。

玄関ホールは無彩色をベースに、自然素材の色合いを取り入れたお洒落な空間。グレーの建具や黒のスチール框、観葉植物が白いキャンバスのような壁に映え、ナチュラル感とコントラストを演出。床と天井、手洗いカウンターに木質感のある素材を用いて、白と黒のコントラストを緩和させています。

キッチンの床を一段下げているので床がフラットに繋がり、家事ラク&ストレスフリーな動線となっています。SICには、趣味のアウトドアグッズやシューズ等をたっぷり収納できる可動棚を設置しています。

SICは、キッチンへ直接アプローチできるレイアウト。

SICと木質感のある造作手洗い

LDKに入るとグリーンと陽光に溢れる、ナチュラルな空間が広がります。階段下の地窓は庭の植栽を借景とし、室内の観葉植物との一体感を演出。窓を高い位置と低い位置に設けてメリハリをつけることで、光の死角がない工夫を施しています。

リビングは木質感や観葉植物、地窓から見える庭の植栽、明るい陽光に満ち溢れる、癒しの空間。床材に赤松の無垢材、化粧梁に赤松の集成材を使用し、木材の魅力を引き出すリボス塗装で仕上げています。家族や観葉植物の成長と共に、赤松の経年変化も味わえます。

木質感に包まれる心地よいリビング

下部収納を設けた小上がりの畳コーナー

毎日の家事ラクを叶え、家族の様子を見守れるよう、キッチンを暮らしと間取りの中心にレイアウトしました。腰壁のないキッチン一体型のカウンターとすることで、キッチンに立った時の視認性を高め、玄関ホール側から見た時の奥行き感を創出しています。

キッチンは床の高さをダイニングから一段下げて、ダイニングに座る家族と目線の高さが揃うようにしています。またキッチンの隣にはSICを設け、引き戸で空間を分けました。玄関→SIC→キッチンの動線上に段差がないので、重い荷物もスムーズに運べ、食料品等の収納も手早く行えます。

キッチン脇には、コンパクトな家事動線に配慮したミセスコーナーを設置。カウンターや吊り収納を設え、LDKのワンポイントにもなるアクセントクロスを施しました。家族がいる空間とほどよく繋がりながら、仕事や趣味の時間を過ごせます。

階段下の地窓は庭の植栽を借景とし、室内の観葉植物との一体感を演出。

お洒落で落ち着きのあるご主人様の書斎

2階ホールの天井には、洗濯物の室内干しができるアイアンバーを備えました。空間の統一感を崩さないよう、生活感を抑えたスタイリッシュなアイアンを採用し、生活動線の中に組み込みました。

Designer

暮らしやすさとは単なる広さ、大きさではなく、空間や家族のつながり、環境や地域とのつながりが心地よさを生む。
人が成長していくように、家も住み手と共に成長していく。
