リビング
リビングは、"座"の暮らしを想定し、重心を低く水平ラインを強調した空間デザインとしています。間接照明が格子、天井の梁を照らし、光と影の濃淡が美しい空間です。
50代後半から60代のご夫婦の終の棲家をイメージ。”個の時間”をテーマに視覚や聴覚、嗅覚、触覚などで夫婦お互いの気配が感じられ、尊重し合いながら”程々”の距離感を保つことができる居場所をつくりました。
さらに堀込の座居間、ロフトなどを立体的に点在させ、格子、障子で距離感を互いに調整しながら気になる時にだけ相手の気配を感じられる住まいです。
家族同士が適度な距離感を保ちながらもお互いの気配を感じる家。どこか懐かしい、でも新しい。そこかしこに施された伝統技法。和のデザインコードで創る家、それが和美庵です。
リビングは、"座"の暮らしを想定し、重心を低く水平ラインを強調した空間デザインとしています。間接照明が格子、天井の梁を照らし、光と影の濃淡が美しい空間です。
和室には掘りごたつを設え、足を延ばしておくつろぎいただけます。また、畳の下は大容量の半地下収納となっており、季節ものなどを収納できます。
玄関土間は大磯の洗い出し仕上げとしています。夏場は水をまいてあげると部屋の中も冷やされて涼しく快適に過ごせます。
テレビ台の裏にキッチンを設置。食器棚や冷蔵庫も襖で隠すことで生活感を感じさせない工夫を施しています。
コンパクトながらも大谷石の露天風呂を設けました。自然素材に囲まれた露天の風呂で非日常を感じることができる。
二階へと繋がる階段は途中渡り廊下のようにリビングの上を通り抜けます。良い意味で曖昧に仕切られた設計は、光と音、そしてお互いの気配を感じながら暮らすことが出来ます。