トップ受賞受賞一覧2016年度 I House
Awarded Works
受賞物件詳細

        I House

デザイナー 山田 英彰
一般的で普及率の高い材料や建材をあえて選定し、コスト・施工性を意識しながら空間構成によって住空間の豊かさを訴求。周辺環境は時代によって変化しても、住空間のライトコートや上部からの採光・彩風を得ながらプライバシーを確保できる都市型空間構成を実現。内部空間は、2階建ての建物の中に4層の床レベルを創造し、建物に生じる隙間を利用して疑似的に自然の森にいるような階層を目指しました。

Award
受賞タイトル

2016年度グッドデザイン賞
International Design Awards 2020

Concept

周辺環境が変化しても都市生活に風、光、緑を取り込むライトコート

都市型住宅でも風・光といった自然の産物を体感しながら、豊かな住空間を堪能してもらえる事
都市部では日々、環境が、街並みが、変貌を遂げる。
建物のスクラップアンドビルトのサイクルが極端に早く、ただ現状の周辺環境に合わせた住宅を作っても数年後には当時の計画通りの住空間としての機能が果たせない場合が散見される。
狭小住宅ではグランドレベルに広さのある外部空間をとる計画が難しいが、ライトコートの様な外の様な、また内部空間の様な空間にプライオリティーを設置。室内の広さより優先することで採光・採風だけではなく都市にある騒音・防犯等の多角的な問題を解決し、室内ではゆとりある自然と共存する空間が常に存在する。

デザイナー 山田 英彰

審査員評価

都市部にありながら良好な住環境を確保するデザインを追求すると、しばしば閉鎖的で無愛想な様子となる。
この住宅はそうした内向きの良さと外観とのさり気ないバランスを気遣うデザインが成功した事例だろう。

Floor plan

Designer

山田 英彰

アメリカで培ったものは、文化の狭間から見えた家に対する価値観。
家という一番身近な環境が、どれほど人に影響を及ぼすかを考える。
「家は人を育てる器」だということ。

デザイナーPROFILE

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