DESIGNER

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朝起きて、夜寝るまで……家の中では小さなドラマが続いている。
ずっと続く日常。この生活を心地良く過ごすための家。
ワンシーンを切り取ってデザインするのではなく、
人の動きや目線、「つながり」を考えて「家」を創る。
そこには温かな人の生活がある。

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ワンシーンではなく生活をデザイン

廣瀬 和哉

目的なく歩く。日常を楽しむ。休日の、仕事への生かし方。の画像

目的なく歩く。日常を楽しむ。休日の、仕事への生かし方。

子どもの頃から絵を描いたりものを作ったりすることが好きで、ものを作る仕事につきたいと漠然と思っていました。ありきたりだけど楽しいその時の気持ちが、建築を学ぶことに繋がったのかもしれません。
入社後は分譲住宅の設計を経て注文住宅の設計に。人の動きや目線、「外部空間とのつながり」を考えたデザインを大切にしています。

趣味は散歩です。外の空気が好きで、外を歩くことそのものが目的。時間のある時にふらっと出て自宅周辺を歩いたり、街に用事があって出かけた時にそのまま散策したり。しかし、新しいスポットとか郊外にわざわざ行くわけではなく、目的を持たないそぞろ歩きが多いですね。

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家での生活も好きですよ。趣味というほどではないんですが、料理や掃除もします。おいしいものを食べたら、再現してみようと思って材料を買いに行ったりします。これを使うとおいしいかな、などと考えながら買うのも楽しいし、下ごしらえをていねいにして料理をするのも楽しい。多いのは、居酒屋のつまみみたいなメニュー。時間がかかっても大変だとはあまり感じないですね。休みの日しかやらないので、料理や掃除が仕事だという感覚はあまりなくて、楽しめています。日常ですることは仕事にも役立っていると思います。

思いは叶えてあげたいけれど、 後悔はしてほしくない。の画像

思いは叶えてあげたいけれど、 後悔はしてほしくない。

住まいには、無駄はあっていいと思うんです。一見、無駄とか不便に見える部分に、しっかり意味を残せるようにしたい。例えばそのスペースを面白いと感じたり、愛着が生まれたり。要はさじ加減です。お客様がどの程度それを求めているかを慎重に見極めるようにしています。
お客様が家に求める思いは叶えてあげたい。でも、それで住みにくくなることは避けたい。家を建てるのは、その時その瞬間のお客様ですが、建てた後から始まる日常を、その家で心地よく過ごしていけるのか、それを考えます。求められることに合わせた設計をするのは簡単です。でも、将来を考え、要望を整理して、叶えられることと、そうでないことのバランスを取ってあげたいと思っています。

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ヒアリングや打ち合わせの際のアプローチの仕方はいろいろです。デザインを求めている方にはデザインから、機能を求めている方には機能から考えることもあれば、お客様との話の中でアイディアが生まれることもあります。また、全くの私の直感から提案をすることもあります。

私は、家のデザインはすっきり明快な方がいいと思っています。この部屋はこれをする場所、というように決めすぎると、入り組んだ、複雑な空間になってしまうことがあります。
人の生活は、食べる、くつろぐ、寝るといった部分は基本同じ。ただ、くつろぎ方や家族構成は変わっていくので、自由が利く場所を作っておきたいと思っています。それが、シンプルできれいだと思える空間、暮らしやすい空間を作ることにもなるからです。

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