COLUMN

注文住宅の間取りは家族の動線から

注文住宅の間取りを決めるために

住宅を建てると決めた時、注文住宅の場合には、間取りを考えていかなければいけません。そうなると、いったい何から手を付けるべきか、スタートの時点から迷ってしまうことになるでしょう。実際に決まったとしても、そこにはまた不安が付きまといます。本当に良かったのかどうか、だれかに後押しされたとしても、出来上がるまで不安は消えません。結果として出来上がったときにも、これでよかったのかという不安はずっと続くのですから、どこかで解消できるようにしなければいけないでしょう。
注文住宅の間取りを考えるには、実はヒントはいくらでもあります。家族の構成や行動といったことも、そのヒントのひとつです。一生のうちに何度も替えるわけではないのですから、失敗しないためには知識を身につけ、準備をしていかなければいけません。間取りは、これからの生活をすべて決めてしまう重要な要因です。中途半端なものにしてしまえば、必ず後悔するでしょう。そうならないようにするためにも、ポイントを押さえていくべきです。ただし、人の理想がある以上、間取りの理想もその数だけ存在します。最終的に納得できるのは、だれでもなく自分たちです。参考にすることはできても、決めるのは自分たちであるということを忘れないようにしなければいけません。

用語を学んでいくことの重要性

間取りを考える前に、基本的な事を確認しなければいけません。いろいろな用語が出てきますが、ここから確認して行くことも重要です。例えば、ウォークインクローゼットを作りたいと伝えたとします。しかし施主が欲しかったものは、二つの入り口を持つ、人が通り抜けられる広い収納スペースを思い描いていたとします。これは、ウォークインクローゼットではなく、ウォークスルークローゼットです。こうした用語的な事は、学んでおくことが必要になります。
居室ということを必ず考えますが、日常的に過ごす場所という意味があることが重要です。そのため、一時的に設備を使うキッチンやトイレは居室ではないでしょう。ここには、建築基準法もかかわってきます。採光や換気といったことに条件が課せられますが、クリアできなければ居室とは呼びません。納戸と書かれているような場合には、条件を満たしていないと考えることができるでしょう。では、納戸とは何でしょうか。採光が確保できない場合に使われますが、独立した部屋であり、物入れ専用であるということになります。最近では、サービスルームと呼ぶこともあります。
間取りを決めるにあたって重要なこととして、建蔽率は外すことはできません。土地の上に建てられている建物の制限であり、建築基準法や条例によって、さまざまなことが決められている条件です。建蔽率80%という条件が課せられているのであれば、土地に対して80%の延べ床面積まで建てることができます。これを知らないと、最終的に頓挫してしまうことになるでしょう。

動線から考えていくこと

間取りを考える上で、動線ということが重要になってきます。字の通り、動く線を表しているといえるでしょう。子供たちの動線が話題になることがありますが、玄関から2階にある子供部屋に直行できてしまうとすると、子供たちの行動をだれも監視できないということになります。これが嫌ならば、皆が集まる居間を通るような動線になるように間取りを決めていけばいいでしょう。居間を抜けなければ階段に到達できなければ、嫌でも顔を合わせることになります。逆に二世帯住宅なら、お互いに干渉しない動線を考えることが重要になるでしょう。
家事動線という言葉もありますが、家事をする場合にどんな線をたどるのかを考えてみます。ここでヒントになるのは、使うべき施設を線で結んでみることです。買い物から帰ってくると、玄関から入り、台所に行きます。台所では食品を冷蔵庫に入れることになりますが、調理をするときには冷蔵庫から取り出してシンクで広げたり、まな板に載せたりするでしょう。次にガス台を使うことになり、盛り付けをして食卓に出します。これらを動線で結んでみると、できるだけ最短になるようにできれば、効率のいい間取りになっているといえるでしょう。他の人が入ってきたときに、その動線とクロスするようでは、ぶつかってしまい効率が落ちてしまいます。こうした並べ方をしてみるだけでも、よい間取りになる可能性はどんどんと上がっていきますので、自分たちの希望と合わせて考えてみるといいでしょう。
さらに、土地はいろいろな形をしています。動線が見えてくるようになると、その条件に当てはめていくことができるようになっていくでしょう。道路の位置なども把握して行けば、どこから通るのか、どこに入り口があると効率がいいのかもわかるようになるのですから、注文住宅でも間取りも決めやすくなっているはずです。せっかくの注文住宅です。住みやすい家にするためには、他にも様々な要件があります。それでも、人間が住む以上、移動することになるのですから、動線をしっかりと考えていくことが重要となるでしょう。

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